住宅ローンを年収ベースで考えたとしもギリギリは危険じゃないかな?

住宅ローンのこと

マンションのモデルルームなんかを見て販売業者と少し話するときがあります。

冷やかしで見に来てる人は別として、一応真剣に将来の為と思いマンションなどを購入するために見学する訳なんです。

そしてマンションの価格を見ると高けぇ〜って思う訳なんです。でもそこで甘いささやきが販売業社から放たれます。

 

「あなたの年収なら6千万くらい軽くいけますよ!」ってマジ?

僕がマンションのモデルルームを見まくっていた時に言われた言葉です。

正直僕としてはこの人マジで軽く言ってんなーっと感じました。6千万ってとんでもない金額です。

借りれる借りれないとかの考え方で、住宅ローンを無理して、素敵なマンションを購入しても、いずれオーバーローンになり兼ねないと思ったんです。

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年収である程度わかる住宅ローンの借入額

一応基準というか何となくですが年収で住宅ローンを、どれくらい借りれるのかがわかります。(ただしあくまで基準です、ちゃんとしたシュミレーションなんかを知りたいのであれば別でリサーチしてください。)

 

「マンションだと実際は6.5倍程度までは借入可能?」

「年収の5倍までは借入しても大丈夫?」

 

とく言われる言葉なんですが、(今の時代に当てはまるのかどうかは少し不安)年収の5倍が安全圏だとすれば、年収400万の人は2000万のが限界となります。あくまで安全圏でありこれを6.5倍に引き上げると2600万になります。

ただこれはあくまで安全圏の話であります。銀行から借入できる住宅ローン額はさらに上を目指します。

 

返済負担率で金融機関の借入可能額を算出されることになる

返済負担率というのは銀行が、あなたの年収(税込)から見た目安となる数値になります。一般的には25%から40%程度と言われています。

 

ちなみに年収600万の人が返済負担率30%として金利4%で借りるとすれば3,400万円だそうです。

となるとスーパー低金利で借入するとなれば、これを軽く超えた金額を借入することが出来るのは容易に想像できるでしょう。

 

借入する金利にもよりますので一概にこれ!という確実なことは言えませんが、35年固定のフラット35では、年収400万未満は30%まで、年収400万以上は35%までという上限があります。

ただ僕が思うのは、いっくら借入金額をリサーチしていても結局のところは、それ以上の買い物なる人が多いのが現状です。都内のマンションだと往々にしてそうなります。

結局はあくまでも目安って感じでしょうかね。。

 

年収ベースだと信じて購入しても実際のところ身の丈に合ってない

すべての人がそうだとは思っておりません。不安を煽っている訳でもございません。現在の低金利が影響してなのか、借入可能額が上がっているのは確かです。

もちろん月々の返済額が金利低下によって減るわけなんですから当然です。

しかし、僕が思うにこの低金利により、金利4%の時代とは比べものにならないほど住宅ローンの借入レベルが下がったような気がしております。(良いことでもあります)

 

先ほど記載しましたが、年収600万を金利4%で想定した場合、銀行から借入できるのは約3400万円位になります。現在の低金利(例0.50%)で35年ローンだとすれば、約5,800万円の借入が出来るそうなんです。

いっくら金利が安いからといって、この金額は正直無謀すぎるような気がします。

 

夫婦の年収を合算することも危険

ず〜と共働きで行けるかどうかもわかりません。夫婦の年収を合算すれば、更に借入額が上がる方もいるでしょうし、合算することでなんとか、希望とする素敵なマンションが購入できるのかもしれません。

 

夫婦のライフスタイルにもよりますが、それでも、ず〜と共働きが出来るのか?というと疑問であります。

住宅ローン借入時は二人の年収を当てにしていたのに、突然何かしらの理由で働き手が一人になった瞬間、オーバーローン確定になります。

 

夫婦二人分の年収で考えるのは危険です。できれば一人分で考えれば、普段の生活にも余裕が出るくらいになるでしょう。もしくはせめて1.5人として計算するくらいに抑えたほうが、保険じゃないですが、万が一の備えにはなると思います。

 

保険は最悪や万が一を想定するのに、住宅ローンは想定しない

住宅ローンにも三大疾病などの特約プランが出てきてます。

ある一定の症状になると住宅ローンが相殺されるという素晴らしい?プランなんですが、金融機関によりけりですが、金利負担が多少ですが増えます。

僕が思うのに、なぜ保険などの、よく言われる万が一に備えることは検討できるのに、どうして住宅ローンは意外と大胆に攻めることが出来るのでしょうか。

 

最も最悪のケースは返済できなくなってしまう環境の変化

三大疾病や団信なんてケースも当然最悪のケースではあります。

しかし将来、家族に対して大切な資産を残すことが出来ます。少し考え方が極論的になっていますが、そういうことだと思います。

 

僕が思うに環境の変化に対して、もともと返済が続けられると想定していた住宅ローンが突然返済できなくなる、または返済が厳しくなってくる。

こう言う状態に陥ってくると普段の生活も圧迫されることになり、当初描いていた未来予想図が書き換えるだけでは済まなくなる場合にもなりかねません。

 

貯金が出来ないくらいの住宅ローンはやめておけばと思う

住宅ローンを借入くこととによって貯金が出来なくなるのであれば、家なんて買わないほうがよっぽど楽しい生活をおくれると思う。

今まで住んでた家賃と変わりない位の返済額だと甘く見てると、何かのきっかけによって起こる住宅ローン返済困難の可能性を秘めた多額の借入が重くのしかかることもあります。

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