サッカーチームのポジション選び③背が小さくて勇気がある子供は攻撃です

サッカーのこと

昔からよく言ったもんで、なぜか体の小さい方がやんちゃなパターンが多い。

これはやはり体が小さい分それだけ負けたくないという気持ちの表れなのでしょうか?

動物に目を向けると象やキリンなど比較的大きな動物は草食動物であり、おとなしいイメージがある。

もちろん人間が象に本気でタックルされたら、どうなるかは誰でも想像出来る。

逆に肉食の代表格である、ライオンやトラなどはゾウやキリンに比べたら小さい。だけど獰猛(どうもう)でヤンチャなイメージがある。

強引だけどサッカーチームのポジション選びに置いても、ひょっとしたら動物と同じなのか?

今更だけと背が大きい子供の方がなんだかおとなしい感じもする。

中には大丈夫か?って思う時もあり、これからの人生が心配になる程ボーッとした子供も背の高い子供の方が総じて多いような気がする。(でもデュエマやゲームはかなりのベテラン)

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攻撃における鉄板のポジションスタイルである

僕の考えではオフェンスはディフェンスよりも、2倍の勇気が必要だと思う。

そもそも基本的に子供たち全員が本当は自分一人でドリブルしてそのままシュートし,点を取りたいと子供の約95%以上は思っているはずである。

残り5%は完全に子供の時点で、ちょっと違う感覚を持ったある意味マニアなディフェンス好き。(子供の間だけですよ)

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初めの間はちょこまか動き回っているだけ ⇨ 知らないうちに立派なフォワード

正直邪魔するくらいにボールに向かう。ってかボールしか見てない。。

ボールを奪い点を取りたい!

その気持ちのみで動き回る。下手すれば味方のドリブルさえさえぎることだってある。動き回れるのはスタミナがある証拠であり、中盤から前線でひたすら駆ける。

案外サッカーチームのレベル次第ですがこれでも十分戦力である。やはり動ける選手はいつの世も試合では重宝する選手なんです。

中には得点が欲しいという子供らしい欲求を前面に出し、駆け回ることが出来ること自体が出来ない子供も多々いる中で

『点を取る、ボールを奪うこと以外、何も考えていないんじゃない?』

って思うくらいにがむしゃらなんです。

それが多分小学3年生まで。不思議なもんで4年生くらいになると練習自体の質が上がることもありますが、これまでのひたすら動き回り、ボールを持ったらとにかくゴールまで向かう気持ちをそのまま維持して

パスが出せるようになる、動き方が邪魔じゃなくサッカーになっている、声が出る

という小学生低学年のあの気持ちを残したまま、見事なフォワードや素晴らしい中盤の選手になっちゃうんです。(技術の個人差はあります)

 

背の高い子供には何故このタイプが少ないのか?

なんてことわかりまへん!背の高い子供の精神分析したわけでもなく、これからもするつもりもないです。

あくまで僕の経験上からすると、何故か背の高い子供(小学生ね)には、がむしゃらに狭く相手との体のぶつかり合いも動じず、真っ向から向かっていく!そんな子供が少ないように感じます。

ある程度、相手との距離が広くとれるシーンやサイドからのドリブルなんかはこれとは違います。

背が高くて足が速い子供も、この辺りだと走れるんですが狭いシーンでは、いまいちガツガツいかないです。

 

テクニックよりも優位になる時が来る

背の低い子供同士で考えると、最初はやっぱりボールコントロールなどがしっかりしている子供が有利というか上手いです。試合などでも重宝されるでしょう。

その後、高学年になるにつれて、テクニックだけでは通用しなくなってきます。

  • 1歩・2歩相手を振り切れる初速(スピード)
  • あたりに負けない体の強さ

この2点がテクニック重視というか、そこ以外は中々身体能力的に厳しい子供は徐々に、落ちてきます。

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長い目で見よう

小学2年・3年くらいでサッカーをよく知り、上手い子供たちは外から見てると、とてもしっかりしているように感じます。

そんな子供たちを見て、自分の子供大丈夫?幼稚すぎないか?って成長に対する苛立ちをこの時点で持ってもあまり意味ないでしょう。

ただし長い目で見たとしても、な〜んにも練習せず、サッカーチームの練習に来てもいまいち集中してない。

いつまで経っても意識が低い子供が自然に上手くなるとしても、上手くなる速度は低いでしょうね。

あくまで、少しずつでも秘密の特訓じゃないですが、上手くなりたいと意識があってこそですから。

 

背が小さくてテクニックがある子供は別次元

最後に今回決してこの手の子供たちを否定しているわけではなく、将来の伸びしろがないと言っているわけではないです。

もともと上手く、これからも上手くなっていきたいという、サッカーに対する意識の高さや、好き度合いがこれまで説明してきた、背の小さい子供達とは違うのです。

だからこれからもどんどん練習していくでしょう。

また練習という意識もなく、ひたすら上手くなりたい一心で上を目指していくと思います。

ただ背が小さいなどを理由として、いわゆる飛び級扱い(上の学年で練習する)ということが身体的に少々怖い面もあり、やはり損している部分も感じますがまぁこれも高学年になれば全く関係なくなります。

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最後に

背が小さいというのは、小学生の頃が一番気になるのかもしれません。実際僕の経験で申し上げますと、僕は小学生の時はかなり背が低い方でした。そして近所の友達は、学校で一番背が高い子供がいました。

しかし中学・高校になると、いつの日かわかりませんが、僕の方が背が高くなっていました。不思議なもんです。

お子様の今の状況は心配になるのかもしれませんが、案外そういうもんでもあるんですよー