悲しい『お父さん』不景気にあおられ、家計の節約というイベントで真っ先に上がる『お父さんの小遣い』いまだにテレビやネットで、お父さんのお小遣い月平均はいくら?とか相変わらずたまにやってます。
なんなら、1日いくら?とか1日のお小遣いでお昼ご飯を上手く食べる方法なんかを面白おかしく扱ってます。
まぁ世の中そうじゃないお父さんもたくさんいるのは知ってます。
でもそんなお父さんでは絵にならないのです。世間は許さないのです!
お父さんは不景気による迫害を受けることを義務付けられており、それによって周りが豊かになるのです。
『お父さん?』マンション購入検討中でまさか自分の部屋想像してません?
甘い!甘すぎる!検討しているマンションが4LDLだから自分の部屋がある?まさかそんな『取らぬ狸の皮算用』みたいな想像(妄想)してませんか。
そして3LDKの部屋を検討しているお父さんで自分の部屋を想定しているのであれば、もはや大丈夫?って聞きたくなるくらいです。
すでに家族で賃貸のマンションにお住まいであればある程度想像できるでしょう。
子供がまだ小さい間は賃貸で良かったものの、これからの将来を見据えて鬼の住宅ローンを組み購入するマンション
モデルルームを見に行くと、金ヅルは『お父さん』であることをあざ笑うように、一流ビジネスマン気取りの書斎がある。
仮に書斎をお父さんの部屋としても、80%以上のお父さんは、書斎でゲームか漫画か、大人が大好きなブルーレイに走るわけです。
そしてマンション最大の欠点でもある収入スペースの少なさ、そして狭さは子供の成長と生活環境の変化によってみるみるうちに無くなっていくのです。
クローゼットの大半がママに持っていかれる!
お父さんが使えるのは、スーツとYシャツと冬もののコートくらい。ダウンジャケットなんてくしゃくしゃに丸くなりケースに入っている。
収納スペースがなくなると、1部屋目が完全に家族の衣装部屋に早変わりです。
3LDKはアウト!4LDKはまだギリいける?
1部屋が衣装部屋に変わった瞬間に3LDKでの『お父さんの部屋』はなくなります。
マンション購入時に想定していたモダンでおしゃれなお父さんの部屋は夢幻と消えました。
いや!まだリビングの近くに何となくポツンと空いてる部屋がある?
あるのはありますが、お父さんがウイスキーを片手に一人静かに書斎に入りるような、いわゆる『一人の空間』を作り出すことは難しいでしょう。
まぁ夫婦二人で暮らすのであれば大丈夫でしょうが、子供1人・2人いるご家庭では3LDKのマンションを購入した時点で、お父さんの部屋は諦めた方が良いです。
無理ですもん!よほど断捨離して嫁の洋服や、かさ張るブーツ・カバン類を捨てることが出来れば可能かもしれません。
またベランダに物置が置けるような作りのマンションであれば、扇風機など季節の大型用品を外に追いやることも可能でしょう。しかしそれでも厳しいとは思いますけどね。
ありますね〜確かに4LDKならまだ1部屋余る計算になります。しかしそこも、お父さんの部屋にはならないでしょう。
候補に選ばれる前、選考の段階で落選するでしょう。
なぜなら子供の部屋として計算するからです。残念ながら優先されるのはお父さんではないです。
想像していた一人の空間を、漫画喫茶以下のようにしか利用できないお父さんには、部屋を与えることを許さないのです。
自分の部屋への憧れはいくつになってもあるもんですね
大人でも子供でも自分の部屋が欲しいのは誰でもそうなんでしょう。自分だけの空間ですからね。
僕は興味がなかってですが、『一人暮らし』なんていう必要のない憧れも、ここから来るのかもしれません。(一人暮らしについて毒吐くのは得意ですが止めます)
最後に諦めましょう『お父さん』
ということです。マンションであろうが戸建であろうが、お父さんの部屋は諦めましょう。
デザイナーズルームで見た、あのモダンでシックな落ち着いた感じの『お父さん専用ルーム』は諦めて普通の暮らしを想像しましょう。
そうは言っても実現されている方もいる
羨ましい限りです。どうやってあの狭い収納スペースという高いハードルをくぐり抜け、家族構成という変えようのない、数的不利を抑えこみ、自らの欲求を最優先として『お父さんの部屋』という市民権を得たのか僕も知りたいです。