全部欲しいはなしでお願いしますね。キック力とテクニックとスピード。
いずれもオフェンス時に不足してる事を嘆くことが多々あるサッカーをやるなら欲しい能力です。ドリブル力はテクニックかスピードがないと、そもそも成立しない技術です。
キック力は日本代表と海外選手との差を見ると、スピードやテクニック以上の差を感じさせます。
三拍子揃っている事が一番良いとは思いますが、あえて無いものねだりで考えたとすれば、どの能力を強化すべきか?
小学校レベルの思考だと思いますが、楽しんでいきましょう。なので結論先に言っちゃうと、どれも欲しいです。
サッカーに必要な能力と技術
まず最初に能力と技術を別けて考える必要があると僕は思います。能力は背が高いや足が速い、ジャンプ力がある、身体が柔らかい特に足首と股関節。
技術は練習によって得る事が出来る。
ではタイトル記載の各能力について僕が欲しい順番に並べてみました。
キック力をマックス強化
サッカー選手としてキック力があるという事がどれだけ重要なのか?サッカーが上手い子供だとキック力無くてもバンバン点取ります。
しかしキック力があれば、ミドルシュートも打てる。いわゆるシュートレンジが広くなります。
ゴルフで例えるなら、キック力がある子供はドライバーの飛距離を持ってる。キック力が無い子供はせいぜい7番アイアン程度。
18ホール回ればどれだけのスコア差がでるかはご理解頂けるでしょう。ゴールをゴルフのカップとすれば、キック力がある子供の方がより早くゴールにたどり着けます。
テクニックをマックス強化
スピードのある子供とテクニックのある子供だと、どちらがドリブルで抜いてチャンスメイクしたり、シュート打てると思いますか?
答えは テクニックです!
小学生のサッカーにおいてスピードを必要とするシーンは限られてます。それは攻守両方のカウンター時に限られると言っても過言ではないです。
これは子供に限っての事ではないです。超有名なサッカー選手の中にスピードを前面にセールスポイントとしている選手は案外少ないでしょ?まぁそのレベルの選手は最低限のハードルがそもそも高いですが。。。
またテクニックは背が小さいや、足が遅いとか関係ないです。
またキック力が無くてもボールコントロールに長けたテクニシャンは、華麗にゴールを決めるでしょう。
スピードをマックスアピール
スピードは強化してもダメな子供はダメです。身体能力の世界になるので、アピールと言う表現になります。
僕の中では一番欲しいと思わない能力ですが、強力な武器であることに疑いの余地はありません。ただし、スピードだけではサッカーになりません。ドリブルも縦一本で、最後はラインを越えて終了。
持って生まれた素晴らしい能力ですが、少年サッカーにおいて、それだけではあまり魅力を感じない能力です。
全て揃えるのが難しい
キック力、テクニックとスピード。本来全て持ってる事が一番望ましい事です。
しかし中々いません。いてもチーム内に2人か3人でしょう。
皆んな平等に得られるのはテクニック
キック力とスピードはある程度、身体能力が必要になってきます。しかしテクニックは練習さえ人一倍努力すれば必ず得られる能力です。
サッカーチームに入ってるけど、何にも取り柄がないと悩んでる暇があったら練習しましょう。そして子供の練習に付き合ってあげましょう。
サッカーチームの練習だけでは優れたテクニックを身につけることは出来なくは無いですが、時間が必要です。
ひょっとしたら小学生終わってるかもしれません。。
キック力もひたすら練習
キック力もマックス強化まで無くても、シュート練習やロングキックの練習。またリフティングの練習をすれば、自然と力がついて行きます。
テクニックがあってもスピードがあっても最終的にキック力がないことでシュートが決まる確率がグッと下がります。
そもそも小学生のゴールキーパーは高学年になるまでは、即席ゴールキーパやポジションローテーションによってゴールキーパーをしていることが多いです。
キック力があれば多少ゴールキーパーの正面を蹴ったとしても手を弾いてゴールになります。
まとめ
最終的に僕が最も欲しいサッカーの能力はキック力になります。当然テクニックもスピードもある程度あることが前提になります。
子供のようにどの能力が欲しいか?
「俺は攻撃タイプ、俺は防御タイプ、俺はバランスタイプ」なんて感じで自分を楽しんで自己分析していることもあります。
ただ子供がサッカー選手として活躍して欲しいと望むのであれば、まずテクニックを身につけることが大切です。体が大きくなると自然とスピードも上がります。キック力も上がります。
まぁレベルが高くなると吉野家じゃないですが、「速い・デカイ・上手い」が当たり前の世界になるんですがね。
そしてさらに上を目指すとまた全ての能力レベルが上がるのです。