マンションの悩みごとで、かなり根深い湿気と結露。他人との問題のように、怒りや諦めを感じるのではなく、なんとなく毎年地味にお部屋の問題として悩まされます。
湿気と結露はマンションに住みだして初めてわかる問題です。
とは言え新築分譲マンションや中古マンションを購入する際にはある程度、事前調査は出来るかもしれません。
しかし安心するのもつかの間で、やっぱり結露したり風呂場や通気性が悪い部屋は下手したらカビや壁紙などが剥がれる惨事になりかねません。
ちなみに僕が過去賃貸マンションに住んでいた頃の部屋は湿気と結露が酷く、かつ本来湿気の多い部分に使わない素材を使用することで、ボロボロと部屋の壁あたりが落ちるという惨事に会いました。
当然ソッコー管理会社に連絡して事なきを得ましたが、これが数千万の住宅ローンが残るマンションでなったと思うと恐ろしすぎます。
結露はなぜ出てくるんだろうか
結露はなぜなるのでしょうか。結露は一般的に温かくて湿った空気が冷たい空気と接触することで発生します。そもそもマンションは過密性が高い建物というところも戸建よりは結露が出やすい問題です。
また湿気の要因になる暖房器具やお風呂、加湿器、キッチンなど湿気が出る要因はマンション生活の中で避けることは出来ないくらいです。
そして結露が発生してしまう要因として
- 部屋の中に湿気が多い
- 室内外の温度差が激しい
この2点が主な要因になるでしょう。
結露は防止できるのか?
結露を一瞬にして防止することは困難です。結露と向き合うためにはとにかくマメになる必要があります。冬場になると発生する結露と戦うということは、日々諦めずコツコツと対策していく必要があるのです。
結露発生を抑える為には
何はともあれ部屋の換気をマメにすること
ずば抜けてリーズナブルであるのが換気です。ただしこの最も効果的で安価な方法は、常に部屋に一定の時間誰かがいて換気をする必要があるのです。
24時間換気システムがあるマンションもありますが冬場は寒いのです。
僕のマンションも24時間換気システムはあります。しかし24時間換気システムを使用したとしても、リビングなどの結露を何もせず防げたとは思えませんでした。
まぁ多少は効果があると思います。しかしそれ以上に窓を開けこまめに換気することをオススメします。
除湿をする
除湿機やエアコンの除湿モードを使用して湿気を取り除きます。湿気は結露の大きな原因であります。湿度を下げることで防げることも可能でしょう。
部屋の換気をするのは沢山出来ないので、合わせて除湿をすることで結露を防げます。
その他の防止方法
まぁ一般的に言われていることばかりでしょうが、僕の家でやってる防止方法です。
- 新聞紙をガラスの下に敷く
- とにかくガラスを拭く
まぁ気休め程度だとは思います。
結露しやすい場所は?
まぁ部屋の名称なんて数限られてますので、たいていの場所は結露します。ただ僕自身の経験上最も結露しやすい場所は
1)寝室
冒頭に記載した結露がひどい場所も寝室でした。やはり換気がしづらい場所であり通気性が悪いんでしょうね。
2)リビング
まさに室内外の温度差が激しい代表であるのがリビングですね。ある程度仕方ないとは思いますが、結露が出ている部屋のガラスをどうするかが課題ですね。
結露が出やすいと言われている角部屋
もはや角部屋が人気があるという神話は過去の話なのでしょうか?いやまだまだ新築分譲マンションでの角部屋の価値は高いです。
角部屋に対するメリット・デメリットなんてことも検索すればたくさん出てくるんでしょうが、デメリットの最大候補がこの結露になるのではと思います。
僕の中で角部屋に対するメリットは1つしかないのですが、このメリットがマンションというスペースがない部屋にとってはかけがえのない物になることもあります。
まとめ
結露を完全に防ぐのは、ほぼ不可能と言ってもいいでしょう。それでもマメに換気をしたり、エアコンなどの暖房器具を使用したり、除湿機を使用したりと、あれこれ試して日々の結露を乗り越えるしかないと思います。
結露によってストレスを感じる毎日を過ごさないように、気にしないことは出来ないと思いますのが、あまり思い詰めないようにしましょう。