マンションの専有面積は2通りある!皆さん何平米と答えるの?

マンションのこと

マンション買ったら何平米と答えますか?マンション購入した人なら分かるでしょう。専有面積は、チラシなどに記載されている面積「壁芯基準(面積)」の他に「内法基準(面積)」があるんです。

建築基準法に沿った基準が「壁芯基準(面積)」は、壁の中心線で囲まれた部分の面積を測定したもので、床面積はそれに囲まれた部分になります。共用部分であるボーチやバルコニーの面積は含まれません。

一方、マンション購入後に、法務局に所有権登記をすることになる専有面積は、「内法基準(面積)」によるもので、固定資産税などはこの面積から算出されます。内法基準というのは、本体コンクリート壁の内側を計算したものなんですけど、チラチに記載されている面積よりも約5%少なくなるのが、一般的であります。

前置きが長くなりましたけど、マンション購入した後、ちょっとした自慢となる平米数。そう広さのお話。みなさんどっち答えてますかねー。

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チラシ記載の平米数を答えてます!(壁芯基準)

だって単純に平米数が多いんだから、そっちを答えたくなりますよね。80㎡は超えていると思っていたマンションが、登記簿には76㎡とか記載してある。

ちょっと待ってよ!

80㎡超えだと思って購入したマンションが、公的に扱われる書類には、80㎡もない状態になっている。

なんだか、ガッカリしません?

僕はガッカリしました。というか知ってる人なら当たり前の話なんですけど、考え方の違いだけで、平米数が変化する。

 

必ず聞かれる間取りと広さ

マンション買ったら絶対聞かれませんか?「何LDK?何平米?」

LDKは正直に答えますけど、平米数は多い方を選択して答えてますよね。だってどっちも正解でしょ?

 

別に嘘ついてるわけではない!

でも見栄は張ってるかもしれない。住宅ローンを何千万を契約して、面積が小さい方を答える人は、とても素直で心が広い方なんだと思う。そして余裕があるのでしょう。

でも別に嘘ついてる訳じゃないから、いいですよね?広い方答えても。

 

壁芯と内法の差が大きくでる場合もある

これからマンション購入を考えている人は、この知識を入れて臨んだ方が、後から精神的にも楽だと思います。

壁芯計算では、室内に出ている柱の部分も計算されています。つまり柱が大きく室内に出っ張っていて実際に使える面積が少ない場合であっても、専有面積としてカウントされています。

例えば同一物件内においても最下層と最上階では、最下層の方が基礎となる柱が太いため、差が大きくなるケースもあります

また角部屋で凹凸の多い複雑な壁の場合なども同様です。契約書では登記簿謄本の面積が記載されます。

実際に見た時に、「あれ?面積少なくない?」って慌てないようにしましょう。

 

初めから統一してくれません?

マンションのチラシには、多めの平米数。そして実際契約したら、少なめの平米数。なんだかちょっと詐欺っぽい感じがします。いくら考え方の違いとはいえ、一般消費者からすれば、そんな考え方は、どーでもいい話なんですから。

いっその事、初めから壁芯基準なのか?内法基準にするのか?どっちかの表記のみにして欲しいと思う。そうすれば、いちいち見栄はらなくてもいいんです。

 

表記よりも狭い空間として考える

同一物件内でも同じ間取り形状でも専有面積が大きく異なる物件もあるのです。そう考えるとマンションのチラシや、パンフレットに記載してある、専有面積は、嘘とは言いませんが、あくまで「目安」として考え、実際の部屋の広さなどは、5%近くはダウンすると、初めからそう思って、マンション購入を検討する方が楽でしょうね。

まぁモデルルームで実測したりするのも、恥ずかしいし、根性入りますもんねー

 

最後に

専有面積の広さは、男のプライド?いつの世も、家が大きいとか、部屋が広いとか、部屋数が多いというのはステイタス。一つの成功者の証になるのでしょう。

そして成功者でなくとも、どんぐりの背比べだとわかっていても、所詮広さの差は数平米しかなかっとしても、やっぱり見栄はりたいもんなんですよ。

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