リフティング上達の為には、大人も試行錯誤の繰り返しです。20回出来たと思ったら、次は5回も行かない。
根気強くやるも5回以下が連続すると、もう意気消沈。サッカーチームに入ってて、やりたくない!と感じるのは、ひょっとするとリフティングがNo. 1かもしれません。
そんなリフティングですが、これまで上達する為に、少し考えてみたり、リフティングにはコツなんて、存在しないとまで書いてきました。
今回はリフティングを上達させる為に、子供と共に目標設定を行い、達成感と目標に対する抵抗感を無くしながら、リフティングの回数目標にチャレンジする方法です。
出来高に対する正当な報酬
嫌な言葉でもあり、そうだ!という言葉でもあります。サラリーマンの大人が聞くと、耳が痛い人もいるでしょう。また本当に実力があって、このような成果に対する報酬を求める人もいます。そして最後に、実力もないのに、自らの今の現状に満足できずに、ただひたすらお金が欲しい一心でこのような事を声高々に訴える人もいます。
関係ない話ですが、リフティングとは子供にとってそういうことです。では行きましょう。
リフティングに対する出来高払いとは?
簡単なことです。ようはリフティングの回数に対して、報酬を与えるというシステムです。もっと簡単に言うと、「子供を餌で釣る」ということになります。
例えば100回行ったら、何か欲しいものを買ってあげるとか。。

回数目標を小分けにする
いきなり100回の目標を掲げると、子供は萎えてきます。冒頭にも記載しましたが、リフティングは仮に50回達成しても、次には10回以下しか行かない。。なんてことは珍しくもなく、全ての子供たちが、こう言った状態を経験しております。
ようは50回はあくまでマグレであり、まだまだ練習が足りないということなのです。
そんなイライラ・ストレスの溜まるリフティングの回数目標はやはり小分けにすることによって子供の目標達成感が維持されるのではと思います。
- 10回
- 20回
- 30回
- 50回
- 70回
- 90回
- 100回
まぁ10段階の方が見た目はいいのかもしれませんが、このように目標回数を小分けにすることで、モチベーションを継続させる。もちろん各目標回数達成時には、何か「餌」を与える。そしてこれも当然ですが、100回が一番商品が高い。
こんなことしなくても良い!
そうです!こんなことしなくても、リフティングを練習する子はします。サッカーが3度の飯よりも好きな子供や、子供特有の突然の集中力によって、リフティングというサッカーの基礎の中でもトップレベルに上達が苦しい基礎を、軽々とクリアーしていく子供もたくさんいるます。
リフティングは休暇中に強化せよ!「100回への道」は短期集中で勝負する
リフティングが出来ないのは親の悩み
多分リフティングが出来ないからといって悩んでいるのは、大人ではないですか?子供は案外リフティングが出来なくても、サッカーは上手くなって来てますし、試合で活躍してます。
でもリフティングを求めてくるサッカーチームもたくさんあります。リフティングが100回出来たからといって、サッカーが上手いかどうかはわかりませんが、100回出来る子供は、たいていサッカーがそこそこ上手いです。
スゴロク形式も楽しいかもね
小学校低学年や、幼稚園生だと、リフティング・スゴロクとかを自前で作って、達成したら進んでいく、消し込んでいく等で、リフティング以外の楽しみ方をリフティングに盛り込めば、低学年くらいの子供であれば、案外楽しくやるかもですよ。
そして3年・4年くらいになれば、利き脚だとつまらないので、そうではない足でチャレンジさせるのもアリではないと思います。
最後に
リフティングを上達させるためのアイデアは色々あると思います。ただ一つ言えるのは、リフティングはとにかく地道な練習以外に上達するコツや方法なんでないのです。
短期集中であれば、相当な時間を費やす必要もあります。そうでないにしても、出来れば毎日コツコツとこなしていけばいずれ、100回くらい楽勝になるでしょう。