リフティングを練習する感覚でやるのは低学年まで?そーじゃないでしょう!でも現実はそうでもない。高学年つまり5年生くらいになってくると、リフティングを練習メニューに入れることも少なくなる。
合間合間でリフティングが出来る子供はもはや、時間つぶしの遊びのように、リフティングをやるもんです。
しかし、高学年になってもリフティングが100回も、しかも利き足でも出来ない状態で、これまでのサッカー歴を重ねてしまうと、合間合間はそう言った子供たちとのお話タイムになっちゃうのです。(悲しいです!)
一人で練習できないなら強行トレーニング!
もはや高学年になれば、自主トレとかパパと一緒に公園で練習なんてことも薄れてきます。試合になればある程度理解力がつき、そもそも5年間サッカーを続けていた実績もあってか、まぁそこそこ弱いながらもこなしてします。
でもそこで終了です。
上手くなりたいと思わない
上手くなりたいと思っていないわけではないでしょうが、結果そうです。子供だから許せますが、大人の社会なら既に、出世路線から離れた窓際族決定人材、もしくは会社が危なくなった時のリストラ第一候補者です。
大げさではないですよ!
これが低学年とか4年生くらいまでなら許される範囲なのですが、5年生になれば、自分の実力や、今のサッカーチーム内での立ち位置なんかも既に知っているはずです。
これに甘んじてはいけません。強行トレーニングだ!
リフティングは集中力が高い低学年の間にやったほうが良いたった一つの事情
もうあと2年?受験もあるから程々に?
家庭の事情もあるでしょう。あと2年もすれば中学生です。4年生・5年生くらいになると中学受験を意識した親子も出てきます。
そして5年以降はそれに向かって追い上げの時期のスタートラインに立ったと言えるでしょう。だからサッカーは程々で良いのか?
そうではないでしょう。練習来たら一生懸命やりましょう。そしてサッカーが上手くなろう。そうしたら中学校にサッカーチームがあれば、1年生から活躍できるかもしれないのに。
結局6年間やり続けたサッカーを中学に入って部活チェンジできる子供は少ないでしょう。特に他のスポーツ系への転向は。
そしたらまたそこで、苦汁を味合うことになりませんか?
中学校に入れば、こう言った言葉が必ず出て来ます。
補欠(ほけつ)涙。。。
これまではAチームとかBチームとかやんわりした感じでしかも、大所帯のチームであれば各学年ごとに試合が組まれていた。
補欠なんて前時代的な言い回しなのかもしれませんが、言われたら嫌でしょ?
中学受験を本気で考え始める5年生。サッカーを続けることが何故出来ないの?
リフティングが上手いだけでチームメイトの見方が変わる
リフティングとはそういうものです。ある意味、芸に近いところがあると思います。もちろんサッカーの基礎技術として必要なスキルなんですが、リフティングは違います。
それだけが得意であれば、そうれだけで一目置かれた存在になります。(もう強行トレーニングしかありませんね。)
子供の経験の場だからこそ必要なこと
なんでもオッケーが経験だとすれば、これほど都合の良い経験はないですし、そんな経験、確実に壁を超えて外に出た瞬間、踏み潰されます。(進撃の京人ぽく)
リフティングとはちょっと外れてますが、リフティングをやらなくなってしまう理由が結局は出来ないことと、練習メニューにないことの2点であり、何故出来ないかと問われれば、チームで練習してないからだ!という回答になるのです。
最後に
リフティングの練習は確かに高学年になれば一気に減ります。セットプレーやシステム的な練習も増えて来ます。
しかし、セットプレーもシステム的な練習も全て、基礎が出来てないと、何も出来ないまま終わってしまいます。
そういう意味でもリフティングが出来ない高学年を再度奮起されるために、特別メニューと特別な時間を割く必要があるのか?ないのか?
悩みどころなのです。