マンション購入前にチェックしておきたい項目は沢山あります。とにかく失敗したくない、こんなはずじゃなかったと、住宅ローン返済まで住み続けると仮定して35年はあります。
そりゃー色々ありますよ!
予想もしていなかった事態も起こりうる可能性は十分であり、避けては通れないことも沢山あるでしょう。どこまでチェックしても、結果は誰もわかりません。しかしある程度の覚悟と、こういうことがあるかもしれないという準備をすることで、少しは気も和らぐもんです。
マンションの隣をチェックする!
想定できる重要なポイントです。これから立つ予定であるマンションの隣には何がありますか?閑静な住宅街の戸建てが立ち並びますか?それとも駅周辺の商業ビルや、無駄にデカイ駐車場やスーパーがありますか。
マンションの隣に何があるのかは、今後暮らしていく中で、環境が大きく変化してしまう原因の一つなので、「ここチェック!」(流行ってません)
空き地や工場があれば何か立つと考えること
マンションが建つエリアは、少なくとも同程度のマンションが隣接して建つ可能性が常にあります。隣に空き地や工場、駐車場などがあれば、将来何か建つものと考えて、その影響までチェックするべきです。
1日中、日のささないマンションに様変わり
ビフォーアフターじゃないですが、当初マンション買った時は、日がさし景色もよかった。そんな雰囲気に憧れて買ったマンションに訪れる突然の衝撃。
マンションの隣に空き地や青空駐車場、古くなった工場などがある場合、将来、何か建物が建つと考えて間違いないです。
空き地や工場の広さにもよりますが、同規模のマンションが建つ可能性もあります。
同じ規模のマンションが建つ意味
同じ規模のマンションが何処に建つかが問題ですが、仮にバルコニー側に建物が建つと、その影響は甚大でしょう。基本的に日影規制のない商業地域では、既存マンションの南隣に、平気でマンションが建つケースもあります。
検討しているマンションの隣にこういった、場所があれば、購入前にまず不動産販売業者に確認しましょう。また建つとすれば、どれくらいの規模の予想されるのか?などは説明を受けた方が良いです。
用途地域の確認して環境変化の可能性を判断する
用途地域とは、建物の用途や規模などを規制する法律上の枠組みです。用途地域は法的な拘束力がありますので、将来の環境の変化を予測することが出来ます。
一般的に住宅系の用途地域は、建物の規模や用途がかなり厳しく規制されています。よって大幅に環境が変化することはないでしょう。
これに対して商業系、工業系の用途地域は、将来の環境変化に注意する必要があります。特に商業地域や準工業地域と呼ばれている用途地域では、ほとんどの建物が立てられます。また斜線制限などの規制も緩いです。
最悪なのが商業地域であり、隣の敷地に出来る日影の時間を制限する日影規制さえありません。
商業地域や準工業地域で、バルコニー側に空き地や駐車場、古い工場がある場合、そのマンションは避けた方が無難かもしれません。
最後に
マンション購入の重要チェックポイント「ここチェックVol.1.マンションの隣に何があるかを注意せよ!」
購入しようとするマンションの、用途地域の確認をすること。注意すべきは
- 商業地域
- 準工業地域
気づいたらあれほど見渡しの良かったバルコニーの前に、バルコニーがあるかもしれません。こういったポイントは、ある程度予測できるレベルです。事前に知ることができれば、避けることも可能です。