これ本当にすごいことだと思いますね。下手すれば小学2年生くらいからオフサイドトラップ仕掛けてくるサッカーチームもありますしね。
懐かしいキャプテン翼のガラスの貴公子三杉淳くんのように華麗ではないですが、見事にチームとしてオフサイドトラップ仕掛けてくるんです。
監督さん、コーチさんの教えのたまものですね。素晴らしいと思います。余談ですが、背番号14番のサッカー選手をイメージすると、No1は三杉淳です!僕はね。
一方その反面、近代的技術を駆使して発展してきた大都市オフサイドとはえらい違いの、「ボーンと蹴ってワーって追いかける村の子供たち」そんなお話です。
「ボーンって蹴ってワーッて追いかけて知らん間に点が入る」が通用しない!。。でも理由もわからない
たまにフォワード一人残ってる状態にしておいて、自陣からボーンってボール蹴って、そのボールをフォワードがワッーって追いかけて点を取るスタイルのチームを見かけます。
もちろん、頼りのフォワードはキック力もあまりなく、何ならトゥキックを得意とするくらいです。
利き足の右ですらまともに蹴れないんですから、当然左のキックはただ足を前に出している程度の悲しいくらいの使えなさです。
でもこのボーンって蹴ってワーって追いかけるサッカーは低学年から下手すれば4年生くらいまで意外と弱小チーム同士なら当たり前のように行われる、伝統行事なワケです。

そんなスタイルのチームに突然立ちはだかる、精神年齢バリバリ上昇中の知的な同学年の子供たち。
同学年ですよ!子供の精神年齢は子供によって差が出ることは僕もよく知っております。(このブログでも何度か触れてます)でも面白いくらいに精神年齢の差を感じる時もあります。
そうです「ボーンと蹴って」のサッカースタイルを貫き通してきたチームにとってオフサイドはまさに何が起こったのか全くわからないんです。
審判の笛がなっても「あれ?休憩?ひょっとしてご飯の時間かな?」くらいの感じで、ボーッとしちゃいます。
そんな子供たちを横目で見ている、サラッサラの髪のお洒落ヘアバンドなんかしちゃってる、すでに小学生とは思えないくらい、精神年齢バリバリ上昇中の子供が、何も考えずひたすらボールばかり見ている子供たちのパスというか蹴り出したボールを必死で追いかける。
ろくに蹴れない、そして走れない、何故フォワードなのか理解に苦しむ1トップの子供の期待と、何にも知らずに「いけー」なんて応援している綺麗で若くてカワイイ!ママさん達の応援をいとも簡単に終わりにしてしまう。
オフサイドの「オ!」すら知らない「ボーンと蹴ってチーム」はいとも簡単にオフサイドトラップに引っかかり負けてしまうのでした。
オフサイドなんて小学3年生では早いのか?
早くなんかないです。これはもうサッカーに対する意識が高いか低いかの違いでもあり、どれだけサッカーに興味があるのか?どれぐらいサッカーに触れている時間を費やしているのかの違いでしょうね。
だから決して早いわけではないです。小学生低学年や4年生くらいまでのサッカーチームの中でオフサイドを意識してプレーしているチームは選手たちのレベルが高い証拠です。
そしてオフサイドなんてまだまだ早いよねーなんて思っていたら、知らぬ間に学年が上がってますよー。
なんでもそうですが乗り遅れちゃうと大変なことになりますよ。

明日からまた頑張ろう
ほんまかいな!マジでやれるんか?って聞きたくなる言葉です。
オフサイドって何?じゃーなくてちゃんと意識してサッカー、明日から出来るんかい?技術もあるけど、最初は覚えるだけや!
っと思っていても許しちゃうカワイイ子供達でした。