リフティングを語る前に、『再生再現能力』ってなんぞや!ってお思いの方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。
とまぁこれは後で軽く記載します。リフティングが上手くなるコツって色々とあるんでしょう、リフティング上達に近道なしにも記載した通り、行き着くところはコツコツ練習を続けることです。
コツコツ続けることで何を得ることが出来るのか?リフティングというやつはサッカーの試合ではその行為を披露することが無いであろう基礎技術であります。
しかし上手くなりたい!
上手くなることで様々な技術が身につく。リフティングはサッカーボールの全てを知ることが出来る基礎技術と言っても過言では無いでしょう。
そしてリフティングというのを見つめた結果として
再生再現能力を高めることが出来ればリフティングは体力が続く限り出来る
ボールを足の甲などにあて、サッカーボールが宙に浮く。落ちてくるサッカーボールをまた足の甲などにあてる。
再生再現能力が高いことで可能となることとして
- 同じ足の位置にあてることが出来る
- 同じ強さで蹴り上げることが出来る
- 同じ体勢でサッカーボールを見ることが出来る
ようはずっと同じ形でサッカーボールを蹴ることが出来れば、リフティングは永遠に続けることが可能なのだと感じました。
以下 リフティングとは話が逸れますが再生再現能力が重要と思うサッカーの技術です。
フリーキックも同様だと思う
再生再現能力でよく引用されるのが『ゴルフ』です。止まったボールに対して同じスイングをすれば、多少風の影響があったとしても同じところにボールが飛ぶのです。
フリーキックも同様だと僕は思います。止まったボールを、壁と言われる相手の頭を越え(グラウンダーもありますが)ゴール隅などを狙いゴールする。
同じ体勢で同じ強さで同じ足の位置で蹴ることが出来れば、常に同じコースに行くのです。
ゴルフと違うのはゴールキーパーがいることで、同じコースばかりだと読まれてしまうという欠点がありますが、全てのコースでこの再生再現能力があれば、フリーキックも最強の武器となるんでしょう。
極みは『中村俊輔』
日本人でフリーキックの名手として名高い中村俊輔選手などは、この再生再現能力が非常に高いんじゃないかと勝手に思ってます。
何度も何度も繰り返し練習を重ね、体に染み付いている。
もはやフリーキックの『型盤』があるようで、サッカーボールがその位置にしか通れないトンネルのようなものを既に、1個や2個持っているんじゃないかと思います。
相手がいても再生再生再現が出来るのが理想の形
リフティングに限らず、シュートやドリブル全てのシーンで相手がいようがいまいが、自分のベストなプレーを、秒単位で再生することが出来れば無敵になるんじゃないでしょうか。
最後はいつもの結局どこまで追求するかで変わる
毎回毎回同じかもしれませんがお許しください。
リフティングという基礎技術を本当に上手くなりたいのであれば、ひたすら練習するしかないです。
しかもインサイドキックやシュートなどの様に、そこまで上手くなくてもある程度できる様に見える、年齢と共にできる様になる、甘ちゃんな基礎技術とはレベルが違います。
確実に回数で現れ、練習しないといつまで経っても20回とか30回が限界の状態です。しかもこれは最高記録であり、10分リフティングの練習をやったとしたら、大半が10回以下なんてことが現実なんです。
リフティングのコツ
と言われて一番最初に思いつくのが、足首を固定すること。
これも固定は出来るのですが、その後ひたすら練習を積み重ねないと100回なんてとても無理でしょう。
そして、ひたすら練習を積み重ねることで今回の『リフティングのコツ②』でもある『再生再現能力』が知らないうちについてくるということです。
そしてある程度精神的にも肉体的にも年齢が達した時に初めて『再生再現能力』を意識する。良いプレーをイメージするというのはある意味そういうことでしょう。