子供が使うフェイントの中でも比較的使いやすいのがルーレットです。僕の中ではダブルタッチとルーレットをマスターすれば試合でもバリバリ抜き去り、ヒーローになれると思います。
その他のフェイントも勿論練習することで、色々なアイデアが湧いて来るでしょう。ひょっとしたら将来子供の名前が付いたフェイントが生まれるかもしれません。
そんな訳で今回は見てる方も魅力されるルーレットを軽く行きましょう。
フェイントを使えるようになる条件
まず全てのフェイントに共通している必須項目があります。この点を意識するだけで、フェイント成功率が高まります。
- 相手との距離感
- フェイント後はトップスピード
- 顔をあげる
この3点をまずは意識すべきです。
フェイントは結局騙しのプレイです。後出しジャンケンじゃないですが、相手の足が出た瞬間を見逃さずフェイントをする。
今回のテーマであるルーレットなら相手が身体を寄せて来た瞬間にフェイントをする。
全ては距離感が重要であり、具体的にこのフェイントは何センチ?って感じで使う訳では無いので練習や試合で覚えたフェイントを、どんどん使って行けるかどうかが、上達のキーポイントです。
長い距離を想定している訳ではなく、フェイントで抜け出した後の1.2メートルで振り切って次の選択肢を決める。
フェイントしてもノロノロしてたら直ぐに盗られちゃいます。
フェイントの成功はフェイント後にどうしたか?ここまで行って初めてフェイントが成功したいと言えると思う。
となれば、やはりフェイント後は顔をあげて次のプレイをより速く判断することが大切です。
ルーレットのやり方
正直ルーレットの動画を観せる必須もあります。でも動画だけだとお父さんつまんないでしょう?ルーレットのやり方と伝え方を僕なりの考えでお伝えします。
ルーレットを子供にまず言葉で伝えるには、「ボールを隠す感じで来るっと回ってサッと抜ける」です。当然、お手本を見せながらになります。
もし親子で練習するのであれば、パパ・ママがまず立ってる状態で、ドリブルで真正面で突っ込んで来て来るっと回る練習をすることで、どの程度の距離感なのか?がつかめるかもしれません。
ルーレットを説明
ちょっと先の説明だと具体性が欠けるので真面目に説明しておきます。
- 利き足裏でボールを引く
- 足裏でボールを弾きながら体を後ろ向きに回転
- 逆足でボールを前に進める
とまぁこんな感じです。
そうです意外とルーレットに関して勘違いしている方もいると思いますが、ルーレットの最初の動きは弾き球から始まるのです。
最初にフェイントのポイントをお伝えしましたが、相手がボールを奪おうと足が出てきた瞬間に弾き球をして体を回転させて抜け出すのです。
ただし、ルーレットはあまり狭い局面では使いづらいかもしれません。最初はある程度スピードを出した中で練習する方がルーレットはやりやすいかもしれません。
上達してくると、狭い局面でまぁほぼターンに近いかもしれませんが、ルーレットをしてゴール前に入ってくるケースもありますので練習しましょう。