練習後、2回に1回はあること。「誰々くんの、サッカーボールが無いぞー!みんな探してあげてー」よくあります。本当に何度も毎度毎度あります。
低学年なら許せることです。しかし小学4年・5年になっても、未だにサッカーボールが無い事案が起きてしまう。
一体何度繰り返せばいいのか?誰かのサッカーボールが無い時に、少しは教訓にしてほしい。それでもサッカーボールは練習後に必ずと言っていいほど、1個は行方不明になる。
そして行方不明になったサッカーボールの所有者は、申し訳ないが決まっている。
Bチームの子供達ですよ!
サッカーに対する意識の低さが、ボールに乗り移っているかのように、練習後にサッカーボールが行方不明になるのは、9割がいわゆるBチームという、正式名称でもなんでも無いが、そう言ったカテゴリに該当してしまう子供達だ。
サッカーに対する意識の違い
練習後にサッカーボールが無くなることと、サッカーに対する意識を繋げることが、強引な感じを受けるかもしれません。
しかし、実際に練習後にサッカーボールが行方不明になる子供は、サッカーに対する意識の高い子供達に比べると、格段に低い子供達が、ボールを行方不明にしてます。
そんなことない!と思うかもしれませんが、実績が物語ってます。
当然ながら、全部がそうではないです。でも明らかに多いということです。
普段からちょっと幼い子供
練習後にサッカーボールを行方不明にする子供には、もう一つの特徴があります。それは普段から精神的に、ちょっと幼い子供になります。
言い方としてはなんか悪い感じですが、精神的に大人な子供は、子供なのに既に居酒屋で大人とじゃんじゃん騒いでる、何がしたいのか分からない大人の子供です。
その手の子供達に比べると、普段からそう言った環境にいない、行かせない子供は、結果として精神的に幼稚であると見られがちです。
だってそれを判断するのが大人になりますから、大人の目線により近くなっている子供が精神的に大人ということです。
ちょっと話が逸れましたが、普段から幼い、ちょっとポケーってとした感じの、カワイイ子供は練習後にサッカーボールを行方不明にする事があります。
しかし、それでも小学3年生くらいまででしょうかね。その後はやはり、最初に戻りますが、サッカーに対する意識の高低差になってきます。
自己管理は能力の一つ
自己管理能力というくらいですから、自己管理は能力なんです。ということは鍛えることも出来ますし、持って生まれた才能として扱うことも出来るのです。
自己管理は大人でも耳が痛い言葉の人が多いと思います。僕も自分の自己管理が何処まで出来ているのか?と問われれば、自信ないです。
子供にとっての自己管理は「おかたづけ」から始まる
遊んだおもちゃを片付けましょう。これは幼稚園や保育園、いや3歳くらいでも親がしつけの第一歩として、子供に伝える最初の自己管理です。
そうです、小学校になって3年生・4年生と学年が上がってくると、「片付けなさい!」とママから叱られてる子供は、多分全世界の子供達が一度は味わっていることだと思います。
自己管理=おかたづけ
この教育を何処まで徹底して、施しているかによって、サッカーの練習後にサッカーボールが行方不明になる確率は、相当下がるのでは?と僕は思います。
誰かが蹴飛ばしてそのままの状態
実際にはこのケースも多いでしょう。練習中に自分のサッカーボールだけを握りしめて、練習している子供は多分小学1年生くらいでしょう。
みんなそこそこ練習に集中して、誰のサッカーボールなんて練習中には気にもしません。
シュート練習や、練習試合などでサッカーボールが何処かに蹴り出されてしまってることも多々あります。
確かに蹴り出されたボールによって、行方不明になれば明らかな不可抗力です。サッカーに対する意識が低いとか、Bチームだからとかは全く関係のない話なんです。
では何故みんな同じ条件にいるはずの、サッカーボール達。
どうして僕が挙げた、子供達のサッカーボールだけがよく行方不明になるのでしょうか?
答え 見当たらないことの察知能力
また一つの能力が出てきました。「察知能力」、危機察知能力なんて言葉で使うと思います。そしてよく言われているのが、リスク回避がうまい人は、この察知能力が高いと言われています。
リスク回避。。。サッカーボールが無くならないように事前に対応する。
リスク回避。。。自分のサッカーボールが周辺から消えたとき、迅速に対応する。
察知能力はサッカーにも当然生かせれますし、能力が高いことで、危険を察知する。ゴールチャンスを察知する。こういったことに繋がるのです。
そして結局は、やっぱりサッカーに対する意識の低さが、練習後に自分のサッカーボールを行方不明にする確率を上げている事に異論はないでしょう。