足が遅いって、サッカーをしてる子供の親としてはちょっとした悩みの一つでしょう。
足が速い子供は多少技術がなくても何となく見てると、凄みを感じることもあります。でもですね、よ〜く考えてください、足が遅いってどのレベルですか?
小学校の運動会でリレーの選手になれる子供たちは足が速いんでしょう。
またその一歩手前の子供も足が速いって言えるのでしょう。
じゃー小学校の運動会でリレーの選手に選ばれている子供がサッカーチーム内で圧倒的なんでしょうか?そうではないと思います。
ちなみに僕の子供が所属しているチームのいわゆるAチームなんて呼ばれている子供たちの中で小学校のリレーの選手は2人だけです。なんなら足が遅く、そして背も小さい子供もいます。
(独り言:扇風機の「スイング」や「おやすみ」なんて機能使っている人いるのかなぁ。僕は「弱・中・強」+タイマーくらいで十分なんですが。。。あと、扇風機の風を直で当たるのは体に良くないらしいですよーって知ってるか・・)
サッカーにおいて走ることもテクニックの一つ!
もうこれしか言うことないです。足が速いとか遅いとか、50M何秒とかとか、いろいろと比べやすいのが、足の速さであったり背の高さもそうでしょう。
見た目でわかることは比べやすいので気になるのかもしれません。
でもサッカーに関して言えば、足が速い足が遅い云々の前に、フィールド内をいかにサッカーとして走れるかが大切なポイントであり、ひたすら端から端までよういドンしているわけではないです。
子供にとって難しい?要はポジショニングで十分カバーできる
サッカーはボールを思いっきり前に蹴り出して、そのボールを追いかけるわけではないのです。
どんなに足が速い子供でもパスをもらった瞬間などにプレッシャーをかければ、足が速いなんて関係なくなります。
また、体の使い方・手の使い方で、縦のドリブルも意外とあっさり止められます
足の速さが感じるのは小学生3年生くらいまで
特に低学年の頃は、足が速い遅いの差が結構出ます。これは、ただの足の速さだけではなく、やはり試合中の走り方や体力的な問題が低学年にはあるからだと思います。
学年が上がり徐々に体力がつき、フィールド内を走り続けてもある程度疲れない体が出来上がってくると、足の速さの差が感じなくなってはきます。
具体的には小学3年生くらいから、小学4年生になると、そこまで圧倒されることはないでしょう。

テクニックやサッカーの知識があってこそ
大前提です。なーんにも練習しなくて、足が遅いことを悩んでいても全くもって駄目でしょう。
厳しい言い方をするのであれば、足が遅いということはサッカー選手にとって、やはりマイナス材料であることは間違いないです。
これを補うために、テクニックやサッカーの知識、考える力を養うことによってカバーするのです。
みんな得手不得手はあると思いますが、これを出来るだけ少なくする、不得手のレベルを高めながら、得意な部分を伸ばしていくことが大切なんだと思います。
ずば抜けて足が速く感じるのは、確かにいるが上手いのもある
これはあまり見たことがないレベルなんですが、たまにいます。明らかにずば抜けてスピードがある選手。
このケースも、確かに足が速いという基本的な部分もあるのはあります。しかしより早くそして上手く見える子供はただ走るのが速いだけではなく、そこに確かな技術があるからだと僕は思います。
初速なんて言葉もある
サッカーでスピードを必要とする距離はどれくらいなのでしょうか?ケースバイケースであるのは間違いないですが、小学生の場合だと恐らく長くても5メートル程度ではないでしょうか。
そしてフェイントなどを入れて相手を抜くとすれば、2メートルもあれば十分なんでしょう。
この初速が速い子供も確かにいますが、本当に速いのか?相手との駆け引きやタイミングの取り方をすでにわかっているから早く見えるなんてこともあると思います。
ちなみに僕は後者の方がより確かなことだと考えております。
最後に
足が遅い子供のテクニックを伸ばそうなんて大そうな話ではありますが、やはりテクニックを伸ばすことにより、足が遅くても十分素晴らしいサッカー選手として試合で活躍できるので、フェイントなどをたくさん練習し、試合で試しながら自分のスタイルを見つけていけば良いと思います。
