少年サッカーにおいて、足の遅い子供は決して不利なわけではないことを伝えたい第二弾になります。
本当は「背の低い」も何なら付け加えてもいいんですが、身長自体は足の速さとはまた違うカテゴリーだと僕は思っているので、あくまで足の遅い子供に注力したいと思います。
ただし厳しいこと言いますが、完全に運動不足を感じさせるような子供は対象外です。あくまで、ちゃんとサッカーチームで練習を積んでいる子供たちが対象なのでご理解ください。
(独り言:IQOSって味はどうなんだろう。コンビニでも品切れで中々手に入らないらしい。試すことが出来ないのが非常に辛い。
味がどうなのかがわからないから、購入に二の足を踏んでるわけなんです。しかも1日20回とか、連続吸いが出来ないとか意外と不便だ。自宅用ならありかもね)
少年サッカーにおいて足が遅くても3Mあれば違いを見せるには十分だ!
3メートルもいらないのかもしれません、実際のところ何メートル必要か?とかは大した問題ではないです。
そしてロングで走ることを必要としない位のチーム構成と技術があれば、足が遅くても、サッカー選手として十分違いを見せることが出来ます。
大人は自分の子供の足が遅いことを言い訳にしないこと
まずこれ大切だと思います。サッカーをやることにおいて、足が速いことをマスト条件として、足が遅いことを理由にマイナススタートとしないほうが良いでしょう。(そう考えることによって気持ちが楽になることは間違いないかもしれませんが)
実際のところ子供サッカーにおいて、そんなに関係ないと思います。特に小学4年生くらいになると本当に差がなくなります。
僕のチーム内でも、一番足の速い子供のドリブルを、あまり足の速くない、なでしこ系の子供があっさり縦のドリブルを止めちゃいますから。
足りない部分を補うためには徹底したテクニックと知恵だ!
半径3メートルあれば十分と記載したわけなんですが、それでも足が速い子供に比べたらサッカーにおいて、一つのアドバンテージを使えない辛さはあります。
でもサッカー選手として、能力のアドバンテージは決して足の速さだけではないです。
- 背が高い
- テクニックがある
- 初速が速い(足が速いとは異なると思う)
- サッカーに対する知恵が豊富
細かく分ければもっとあると思います。
その中でもテクニックを磨くことによって、スピードというよく解らない持って生まれたものに近い能力に対しても十分対応可能でしょうし、何ならその上を行くことも全然可能です。
そしてもう一つは知恵です
俗に言うサッカーIQなんて言われている言葉ですかね。(サッカーIQOSじゃないですよ)
とにかくサッカーに対して人より沢山関わることによってサッカーIQを高めることは可能です。
小学生の間は、「知ってる知ってない」なんてレベルでかなり習熟度が変わってきたりしますので。
そしてサッカーの技術と、知恵をより高いレベルにまで高めれば、早くて上手い子供と比べても対等に活躍できると思います。

一般的に言われる子供の良いところを伸ばそう?
これは別にサッカーだけではないフレーズです。子供の成長を伸ばす為に、良いところを伸ばそうなんてフレーズがあるわけなんです。
(子供の個性を伸ばそうってことを逆手にとって、小学生から結構シブいヘアースタイルしてる子供さんいますけど、それはまた違います。いや!髪質が良いところ?なのかもね。)
足が遅いって良いところなの?
さすがにこれは良いところって言えません。お世辞でも言えません。
足が遅いんだから、足が速い子供より沢山練習するんだ!
サッカーで試合に出たい。試合に出て活躍したいのであれば、とにかくテクニックを磨くことをオススメしたい。
そして足が速い子供より沢山練習すれば必ず、余裕でドリブルやフェイントで相手を抜くこともできるでしょう。そして試合にも沢山出れるようになります。
そして、半径3メートルをしっかりプレーできれば無駄に走る必要も無くなります。ボールキープの力をつければ、足の速い相手でも抜けることができるでしょう。
まぁ中には、うさぎなのに一切休まずバリバリ走って、ガンガン活躍する子供もいますが、得てして足が速い子供でサッカーの意識が低く知恵のない子供は、うさぎ状態に陥りやすいです。(決して寝てるわけではないですが、努力?練習量の違いでしょうかな)
足が遅くても走らないとダメな時もある
今回のタイトル半径3メートルだ十分だと思われると困るので、最後に記載しておきます。
サッカーの試合において必ず1度や2度、それ以上かもしれませんが、全力で長い距離を走らないとダメな時が出てきます。
足が遅いとか速いとかではなく、全力で走り相手のカウンターに対して戻るまたは全力で走りチームのカウンターについていくこれは必要最低限のサッカーのスキルであり、サッカーに対して意識の高い子供ほど言わなくても出来るプレーであります。
結局は練習であり、サッカーの意識を高める、知恵をつけることも練習であります。でも練習という言葉を使うと、子供は嫌気をさす可能性があります。
どれだけ楽しく子供たちの意識を上げていくのか?これは簡単ではないことです。
そして無理維持すると反発が起こりますので、協調性と強制力のバランスを保ちながら子供たちの能力アップを見守りましょう。
