何事においてもピラミッド型になってるのが世の常です。ちなみに富裕層と呼ばれる約100人以下の人達で、全世界の約半分の資産を持っているそうです。
サッカーでもそう言ったピラミッド型に考える事が一応出来ます。
サッカーチーム内での上手い下手もありますが、ある意味そこから更に上のランクになると、トレセンと言われるゾーンになるのでしょう。トレセンの中でもピラミッド型になります。
今回はトレセンに選ばれるという事に価値感を見出す大切さについて書いてみました。
トレセンとは?
そもそもトレセンには各地域によって多少異なる箇所もありますが、一般的にトレセンの目的としては以下
- 優秀な選手や指導者のレベル向上
- 優秀になる可能性がある選手のレベル向上
選手に限るとこんな感じ。
基本的にチーム強化より個の強化に重きを置いており、将来日本を代表して戦う選手を育てる事も目的になります。
トレセンをピラミッド型にすると
トレセンには地区トレセンからナショナルトレセンまであります。
だいたい自分のサッカーチームを代表してトレセンに選ばれるのは、地区トレセンになります。そこから各都道府県によってことなります。
更に大きな地区トレセン → 都道府県トレセン →地域トレセン → ナショナルトレセンを頂点とします。
勿論ですが年齢カテゴリもあります。
みなさんよくご存知、U12とかU14とかに別けられてます。
ここから先は地区トレセンが対象です。
地区トレセンに選ばれる意味
トレセンに選ばれる事は子供にとっても親にとっても嬉しいことです。基本的には新5年生からが対象になる場合が多いです。地区トレセンに選ばれるということは、自身のサッカーチームでも活躍している選手たちになります。
ただし推薦する選手全てが、今のサッカーチームで重要な選手であるかは別になります。地区トレセンは1回限りではないです。
今現時点において推薦するレベルに達しているかどうかであり、半年・1年後には地区トレセンに選んだ選手と逆転しているケースも珍しくもありません。
またその後、中学生になるとこれまた急に伸びる選手もいます。
地区トレセンに受ける選手を選ぶのは難しいと言えば難しいのですが、僕の中では簡単なような気もします。
ただし地区トレセンに推薦できる選手枠が各チームや地区で決まっており、たまに当たり年的な感じで良い選手がたくさん集まる年代だと非常に悩みます。
こうなるとコーチたちの選手推薦に対して不満が出る親も少なくはないのが現実です。
ちなみに僕が基準として考えているのは
- サッカーが上手くなりたい気持ちが強いこと
- サッカーが大好きであること
- サッカーの技術が基本的に高いレベルにあること
- 身体的・精神的な成長が年齢以上であること
こんな感じです。
全てを切って考えることは難しく、この4点が揃って初めて地区トレセンに推薦できるレベルに達していると僕は思っております。
トレセン推薦に落ちてもたいしたことない
先にも記載しておりますが、トレセンに推薦されなくてもそのレベルには達している子供だからこそ推薦するかどうかを迷うのです。
特に推薦枠から漏れる子供はサッカーの技術に関して特段問題はないのですが、やはり現時点において、身体的な成長が遅い子供が多いです。
ただこの手の子供はいずれ這い上がってきます。
そもそもの技術は高いレベルにあるものの、背が小さく身体的に成長が遅いだけです。
また精神的な部分もあります。サッカーの基礎技術はあるのですが、精神的に幼稚であったりすると、プレーにムラが出てくるのは仕方のないことです。
これも時間の問題であり、今トレセン推薦に漏れても対して気にする必要はないです。
身体能力だけで推薦できるほど甘くない!
トレセンの目的に記載しましたが、個の強化、将来有望な選手の発掘や育成を考えると、身体能力が高い子供は対象に上がっても不思議ではありません。
しかしそもそもトレセン推薦レベルに達している子供たちは、身体能力や運動神経なんて呼ばれている部分は平均以上をクリアーしており、ただ足が速いだけの子供が選ばれるほど甘い世界ではないです。
決め手はサッカーに対する情熱
大人でもよくあることです。自分の能力を過信している人。対して何もしてないのに自身の能力を大きく見せ結果何も生まれていない状況。
まぁ子供がここまで思っていることはないですが、トレセン推薦に選ぶ選ばないなどの意味は対したことないのです。
しかし、サッカーに対する意識の高さや情熱がない子供はこのレベルに達することは不可能と言っても過言ではないです。
まとめ
トレセンに推薦するとか選ばれること自体、子供にとって素晴らしいことであり、また選ばれれば本人のモチベーションアップに繋がり、もともとサッカーに対する意識が高い中、さらに向上心が上がるでしょう。
そして推薦から漏れた選手も決してこれまで、練習や試合があるから行ってるだけの子供ではないはずです。
- 身体的な問題や精神的な問題
これだけは今すぐに結果が出るわけではないです。しかしいずれ必ず得ることが出来ることであり時間経過を待つだけです。
そして最後に、トレセンに推薦されるレベルに達していない子供たちもサッカーを続けていれば何処で開花するかはわからないので、サッカーが大好きになるのがもうすぐそこに訪れる可能性も無いわけではないです。
練習しましょうねー