サッカーは基本的には雨でもやるスポーツなんですが、やっぱり雨の日に試合をするのはなんだかものすごく可愛そうな気がする。
真夏ならまだしも、秋口になると気温差が激しく、それこそ風邪を引いちゃうこともあると思う。
無理しなくてもいいのになぁ〜。
サッカーシューズも案外そんな部分もありまして、スパイクとトレシューとの関係もそうなんでしょう。
小学生頃の足は、土踏まずが出来るか出来ないかのあたりにあり、又カカトの骨が不思議なことに一部くっついていないという体の構造だそうです。
実は僕の子供はつい最近まで、トレシューとスパイクを併用しておりました。
理由は子供自身がスパイクの方が見た目が好きだから、そして滑りにくいからだそうです。
しかし、小学2年生から引きずっているカカトの痛みと最近では膝への痛みも練習後や試合後に訴えるときが出てきてます。
流石にもうスパイクは履かない方が良いと思いトレシュー1本に変更しました。
スパイクとトレーシューでは地面に接する面積が違う
ってまぁ大きな文字で、地面に接する面積が違う!って見せても、想像したらすぐに解ることですね。
でもひょっとしたら、これからサッカーチームに入れようとしている、親の方がいらっしゃる場合もございますので。大きな文字にしてみました。そしてそれぞれ超簡単に説明すると。
- スパイクは靴底にボコボコしたポイント大きいサッカーシューズのことをスパイクです
- トレシューは靴底全体に、ポチポチした感じがあるサッカーシューズです。
ボコボコとポチポチで後は実物見ればわかります。(乱暴な説明すいません)
子供の足ではスパイクの衝撃に耐えられない
痛すぎて走れないとかそんな大げさなレベルではないです。スパイクを履いても何ともない子供もたくさんいます。
しかし、小学生の足はまだまだ未完成の段階にあります。この衝撃によって足が痛くなる可能性を高めます。特に小学生低学年くらいだと、スパイクとトレシューで、かなりの足の負担と痛さを訴える子供が少なくはありません。
シーバー病(骨端症)などを引き起こしやすい
特に小学生2年生から4年生くらい中には6年生まで引きずる子供も多く見られる、シーバー病。
いわゆるカカトの炎症です。
成長痛とも言われておりますが、カカトへの負担が少ない子供が成長しても痛くならないことを考えると、やはり足を酷使している。
特にサッカーなど走ることを大前提としたスポーツを激しく行っている子供がなる病気なんです。まぁこれはサッカーチームに所属している子供なら大抵、経験していることじゃーないでしょうかね。
トレシューでサッカーしてたらカカトは痛くならないのか?
答えはNo!です。トレシューだけでプレーしていてもやはりカカトが痛くなったり、シーバー病になる子供はなります。
僕が見ているサッカーチームでも小学4年生の子供達の中でおそらく半分以上はカカトの痛みを抱えたままプレーしていると思います。
カカトの痛みは、たいてい翌朝には痛みが引いており普通の生活をすることができます。
また、サッカーの試合なども数試合こなさなければ問題ない子供もいれば、1試合全力でやると次の試合には痛みをこらえてか全く動けなくなる子供もいます。
ちなみに僕の子供も小学2年生から未だにカカトの痛みを抱えてプレーしており2試合程度こなすともうアウトです。
時には練習や試合などが連チャンであった場合は、様子を見ながら休ませたりもしています。
トレシューは砂のグラウンドでは滑りやすい?
人それぞれですが、僕がこれまで聞いてきた情報では、やはりトレシューの方が若干滑りやすいと思います。
砂のグラウンドでは踏ん張る時にどうしてもスパイクよりはトレシューの方が滑りやすいんでしょうね。とはいえ若干レベルであり、よほど敏感な子供でないと、違いを感じることはないでしょう。
小学生の間はトレシューで十分だと思う
スパイクは確かにかっこよく見えます。
トレシューだとなんだか普段の靴との違いをあまり感じないということもあるかもしれませんが、サッカーシューズを店舗で見た時、子供達は普段目にしてない靴の形状。
これこそ、ザ・サッカーシューズだ!と思い案外スパイクを欲しがるもんです。
しかし、スパイクに関しては、まず使用できないグラウンドもあるという使用制限が多々出てきます。(特に小中学校校庭での練習など)
また先に記載した通り、足への負担が激しくあまり良い点が見当たりません。(強いて言えば滑らない?滑りづらい?)
一方トレシューに関しては使用不可のグラウンドを僕の経験上聞いたことがないです。そして足への負担もスパイクに比べると遥かに良いということです。
無理してスパイク履かせる必要はないと思います。少しうまくなったくらいで、ご褒美的に購入しても意味ないです。
最終的には個々の判断によりますが、足への負担を考えるとトレシューにした方が良いでしょう。