皆勤賞なんて言葉があります。小学校でも幼稚園でも皆勤賞があります。要は1年間休まず健康に通学出来たことを褒めてあげる賞であります。全然悪いことでは無いです。
なかなか出来ることでは無いですし素晴らしいことです。
でもことサッカーチームという、義務教育でもなく全ての子供達が通う必要の無い、ただの小さなコミュニティーと言っても過言では無いサッカーチームにとって皆勤賞にどれだけの意味があるのでしょうか?
いやこれも毎回練習や試合に参加することは良いことです。悪いことでは無いです!
じゃ〜何が問題か?って言いますと、今回のテーマである『練習に来るとか来ないとかで、試合に出す出さないの差をつけること』これは如何なものか!ということとです。
練習に来ない = 試合にあまり出さない(優遇しない)
まず大前提として全く来ないとかは論外です。もはや伝える必要のないことかもしれませんが、ひょっとしたら勘違いしている人も出てくるかもしれませんので記載しときます。
サッカーチームという組織を考える
何度も記載しますが、練習に来る方がいいに決まってます。しかし子供にとってサッカーが全てではない子供もたくさんいます。
長い目で見れば恐らくサッカーチームに所蔵している子供達の9割以上はサッカーが全てと考える事が出来なくなるはずです。
社会人になり仕事をすれば、『他の仕事があるから休みます。』なんて事は言えないでしょうが、あくまで小学生という成長過程のまだまだ初期の段階で、そこまでこだわる必要があるのかな?
サッカーチームそれぞれが組織であることは否定出来ません。
組織である以上、練習態度が著しく悪いとかの周りに悪影響を与えるような子供がいれば考えるべきです。

しかし他の習い事や家族の用事、イベントを否定はしないが、練習に来ない子供は試合の出場時間などが減らされる…
こんな悲しいことは辞めた方が良いでしょう。
サッカーの技術で優劣をつけよう
僕はこれはありだと思います。皆んな平等にして欲しいという方もたまにいらっしゃいますが、やはりサッカーの上手い下手で試合に出る出れないがあるのは致し方のない事でしょう。
何故なら今この時点において、サッカーに対する意識や情熱、目標でサッカーが上手くなっているのです。
ただサッカーが好きで練習や試合に参加している子供とは、明らかに伸びるスピードが違います。

かけ持ちだから上手くて当然?
先ほどのサッカーに対して意識や情熱がある子供は、サッカーチームのかけ持ちをしている子供もいます。
当然親の協力が必要であります。
各家庭環境の違いがあり、サッカーチームのかけ持ちなんて出来ないこともあるでしょう。一つのサッカーチームだけより、かけ持ちすることで上手くなる可能性も高くなります。
でも安心して下さい実際はそうでも無い子供もたくさんいます。
しかし結果的にこの様な子供達は練習参加率も高くなります。だってサッカーが本気で好きだから!
練習にこないことで試合に出れないを明言しないこと!
難しい話です。ひょっとしたらサッカーチームの方針ですといわれるかもしれません。しかしあえて言うのであれば、仮にそのように思っているサッカーチームがあったとしても、子供や親の前で我が物顔で熱弁する必要はないと思います。
子供に言うのは反則だし、親に関してもたまたま子供がサッカーチームに所属しているだけで、本来はコーチよりも人的掌握力が長けてる大人もいるのです。
コーチの中には『え〜っと〜』とか『あの〜』とかが多いにも関わらず酔いしれて当たり前のことを親に伝えている人もいます。
これも見ていて悲しくなるので、少し勉強された方が良いとは思いますね。
そして『練習に来ないことで試合に出る機会に影響がある』なんてことを思っていても口に出す必要は無いです。
本来はダメなのですが、サッカーチームというただの民間チームには何の拘束力も無いわけですから、コーチたちの好きなサッカー方針を打ち立てることは悪いことではありません。
しかし、大人と子供という関係とはいえ、後から取り返しがつかない事は言わないほうが良いでしょう。

まとめ
練習に来る=サッカーが上手いという図式が出来ている子供もいれば、そうじゃない子供もいます。また他の都合で練習をたまに休む子供でも、毎回練習に来る子供より上手い子供もいます。
勤勉と皆勤という事が善とされている風潮はまだまだ根強いのかもしれませんが、小学生の段階で求めることはナンセンスではないしょうかね。
