毎年恒例になってきた、来春に新入学する小学生が使うランドセル。
最近ではあの高級車で有名なレクサスがランドセルを販売したなんてニュースがありましたが、すでにもういつの日のことだったかね?なんて思うくらいにボケてきました。
カバンや財布などの皮製品で有名なブランドでもランドセルを販売しており、ここ最近までは、そんな高級ランドセル?が存在しているなんて知りもしませんでした。
ここで「?」をつけたのは、「高級ランドセル」と呼ぶのか「職人が作る手作りランドセル」と呼ぶのか。
これだけで、第三者がどう思うのかが、ほんの少しだけかもしれませんが変わってくるんでしょう。
しかしランドセル事情がアツすぎると感じてるのは僕だけではないと思います。
ここでいうアツすぎるは、決して批判的な感情ではなく、昨今消費者の景気が全く良くならないなんて言われてますが、ランドセルはどこ吹く風のように、高価なランドセルが売れるということです。
そしてもし、あなたがこれからランドセル販売事業に参入したいと思っている方も是非どうぞ
高級ランドセル販売の第一弾は幼稚園での囲い込み作戦
来春新小学生となる子供たちのランドセルを決める第一弾(すでにメーカーを決めているご家庭は除く)は、幼稚園などでのランドセル申し込み用紙じゃないでしょうか。
僕自身も、ここで初めて、こんなお高いランドセルがあるんだと知りました。
大型ショッピングモールなどで選んで購入するもんだと思っていたんですが、まさかこんなところでランドセルを購入申し込みが出来るなんて。
しかも、時期が遅くなると売り切れるときたもんで、最初の悩みどころなんです。
(ちなみに長男の時は、購入しちゃいました、しかし後々これは僕の場合だとミスジャッジであることに気づきました)
誰のためのランドセルなのか?
そりゃ〜子供のために決まってます。だってこれから6年間使うのは子供なんですから。
そんな中で、ランドセルに対しては、小学生からそんな高級なもの買ってどうするんだろう?とか、親が見え張りたいだけ!とか。
小学校に入ってから、ランドセルのメーカーだけで、いじめられるのは困るなんてことも親は考えちゃうわけです。
誰のためのランドセル?
これが意外とポイントだと思いますね。僕が思う誰のためのランドセルなのか?を書いてみました。(誰でもだいたい同じと思います)
- 子供
- おじいちゃん・おばあちゃん これは子供とほとんど同順位です。
- 親
親を3位としましたが、1位と2位との差は、1億ポイントくらい違う位置にいます。
ランドセルはおじいちゃん・おばあちゃんが孫へやってあげたい、重要な残り少ないライフイベント
これも各ご家庭のよっては違うと思いますが、僕は長男のランドセルを幼稚園の囲い込み作戦で購入してしまった後に気づきました。
たまたま、実家に遊びに行った時に、ランドセルはもう買ったの?なんて聞かれた時、しまったーと感じましたね。
おじいちゃん・おばあちゃんにとっては、ランドセル購入は結構大事なイベントなんだなーと。
大事な楽しみを奪ってしまったんで、二人目の時は子供におねだりしてもらい、去年喜んで購入してくれましたね。
子供はランドセルを6年間使う実質使用者
ランドセルを買う目的は、子供の小学生として生活するために必要だからです。
もしランドセル自体の使用を義務とされなければ、意外と別のカバンにする子供もいるんじゃないですかね。
特に5年から6年になると、身長が大人と変わらない子供もたくさんいます。
そんな大人顔負けの身長の子供がランドセルを背負ってるのを見ると、なんとかしてあげた方がいいんじゃないかなぁと感じる時もあります。
子供がランドセルに求めること
子供がランドセルに求めることは何か?
ここで大事なのが、子供がランドセルを使うのに必要なことは何か?ではないです。子供がランドセルに対して求めることです。
- カッコイイ・カワイイ
以上でしょう。何色が好きかとか、柄がカワイイとか、とにかく見た目ですよ。
小学生入学前の子供がA4サイズも楽々入るなんて気にもしないですし、あえて言うのであれば、重い・軽いは、ひょっとしたらいるかもしれません。
でも基本子供がランドセルに求めるのは「見た目」です。
ランドセル購入は大人が考えるのが正解です
まだまだ小さい子どもが、そこまで判断できません。
自分の子供が6年間も通う小学校に行くために必要なランドセル購入を考えるのが自然な形であり、使うのは子供なのにそんな高級なランドセルを買うのはどうか?とか言ってても仕方ないんじゃないですかね。
高級ランドセルを購入したからといって子供にイライラするなら止めた方がいい
クドイようですが、ランドセルを使うのは子供です。ということは、そのランドセルがどうなるのか、どのような扱いになるのか容易に想像できますよね。
「ほうりなげる」「踏んだり蹴ったりする」なんてことも無きにしも非ずです。
当然ランドセルに傷がつきます。高級な革であればあるほど、乱暴に扱うと傷がつきやすいです。
クリームやお手入れをするにはメンテナンス費用がかかります。
これはランドセルに限らずですが、カバン・財布も同様に言えることでしょう。時計などもそうですね。
高級ランドセルを購入したからと言って、本来子供が使うことを想定すれば起こりうる事態に対して、「高かったんだから大事にして!」なんてことを言わないで欲しいです。
そこは大人の余裕で傷がついたぐらい気にしないくらいの心構えでいましょう。
毎日使うものなので、頑丈かつ機能性の高いもの、そして軽いものが一番良いのでしょう。
基本的な形はどこも同じであるランドセル。
人と違うものを持つだけで個性と捉えることが出来るんですから、商売しやすいですねー(羨ましいですランドセル業界)