僕は学生時代から周りの友達と比べるとずいぶん寒がりで、みんなが暑いと上着を脱ぐような場面でも一人で上着を着たままということも多くありました。それが冷え性というものだと、だいぶ経ってから気づきました。
冷え性も度が過ぎれば生活にも支障をきたしてしまうもので、僕ははこれまでにさまざまな対策を行ってきたものです。
もちろん、数年ごとに話題にのぼっているショウガなども当時から食べてみたりお味噌汁に入れてみたりとさまざまなことを実行していたのです。
ストレッチの効果を侮るなかれ
結局食べ物に頼るのは難しいと感じました。生姜で冷え性が解消すれば世話ないです。確かに体が温まるのは間違いないですが、根本的な解決には至らないと思います。
そして、そんな中でもストレッチは非常に効果があったように思えます。学生時代からストレッチを毎日の習慣にするようになり、社会人となった現在もさぼりながではありますが続けています。
体を動かせば体はポカポカと温まって汗をかき、夏ともなればうんざりするほどというのは誰でも経験することかと思います。とにかく冷え性には体を動かせばよいのは歴然なわけです。
そして、体が冷えていると血液の流れるスピードも鈍くなってしまうので、すみずみにまで行きわたるのに相当な時間がかかってしまうようです。
ストレッチはゆったりと呼吸をつけて行うようにし、頭の中で手足の末端まで血液が流れることをイメージしながら行っています。実はこのイメージが一番効果があるかとも感じています。
意識するしないに関わらず血液などは流れていくことが当たり前なわげですが、頭の中でイメージすることでより一層流れていってくれるかと感じるのです。
骨盤周りのストレッチで冷え性解消
何種類か行うストレッチの中で効果があると感じるのは、骨盤周りのストレッチです。やはり体の中心である腰回りの筋肉は、日ごろから姿勢をキープするために相当のダメージを受けているのだと思います。
しかも、男性・女性にとって骨盤周辺は血液の循環が特に滞りやすい部分だといえるので、この周辺をほぐしてあげることは、全身の血の巡りを改善する重要なポイントとなるのだと感じます。
僕がよく取り入れていたストレッチ
床にお尻をつけて開脚するやり方です
もともと体がかたい僕は、前屈してもなかなか床に近づかなかったものですが、続けているうちに少しずつ前に倒れるようになり、それと同時に骨盤が開いていくのを感じるようになりました。
こうなると骨盤の血液もどくどくと流れているようなイメージを作りやすいものです。やり方は他に、片足を会陰に付けるようにして曲げて片足を伸ばして行う方法なども行います。
こうするとまた違った刺激が骨盤にいき、特に足を曲げている側の腰の上部がほぐれていく感じです。また、仰向けになって片足を折り曲げ、太ももの前面を伸ばすという方法も効果があるように思えます。
太ももの前面は縮こまりがちなので最初はとても痛かったですが、毎日続けるうちに伸びてきたのか、スムーズに行えるようになっていきました。
そして、これらをすべて行えば、骨盤の周囲360度をほぼくまなくストレッチできることになるので、終了後には、骨盤内に滞った血液が少しずつではありますが流れ出すのを感じられます。
基礎体力の向上
そして、腹筋と背筋のトレーニングも同時に行っていました。といってもあまり頑張り過ぎれば続かなくなってしまうので、腹筋100回、背筋100回というごく軽いレベルのトレーニングです。まぁ女性であればこの半分以下でも良いと思います。
しかし、うっすらとでも筋肉が付いていくのを感じられるので、姿勢をキープするのにも役立ち、冷え性対策にもなっているようです。
というのも、熱を生み出すのは筋肉なので、筋肉が少ないとどうしても冷えやすい体になってしまうからです。
ポイントは続けること
結局そうなります。冷え性を解消するために、高額な商品を買ったり、味噌汁を始めなんでも生姜を入れたりしても、結局はその場しのぎです。
ストレッチは実は地味に辛いです。好きなスポーツをしている方が、楽しく疲れていても、なんとなく頑張れるものです。
その点、ストレッチはまさに自分との戦いのみ。
出来ない日もあるでしょう。そういう日は無理しなくてもいいです。しかし、先ずは最低2ヶ月続けてください。
とにかく習慣化させることが大切なのです。
最後に
このようなエクササイズを毎日続けていると、血液の流れが良くなって筋力もアップし、冷え性が改善されていったと感じます。
なかなか男性で冷え性ってないのかもしれませんが、結論として、僕が一番効いたと感じた冷え性の解消方法は、ストレッチ(体を動かす)ことが最も効果があったと感じましたね。