将棋をやるようになり、そこそこ強くなってくると、大会などに出場し、将棋をあまりしらない親として、ちょっと期待します。
将棋の級位で言えば5級あたりでしょうか。そこで立ちはだかるのが、級位2級以上の上位者です。
子供ってなんでもそうなんですが、やればやる程、出来るようになる。
まぁ大人もそうですが、やはり子供の方が伸びる幅は大きくて当然です。
ゴールデンエイジとかプレゴールデンエイジなんて、子供が最も伸びる時期を、サッカー等では、よく耳にします。
でも、ゴールデンエイジなんて言葉はスポーツだけに決まった言葉ではないと思います。サッカーでは、この時期にどれだけテクニックを身につけるとか、とにかくボールさばきや、考えることを優先します。将棋もこの時期(小学生2年生から6年生位)に、たくさん指せば上達スピードが驚異的に上がります。
将棋の級位を上げるために必要な事とは
将棋には級位や段位があります。級位が上がる事は子供の将棋に対するモチベーション上昇のきっかけにもなります。級位に関しては過去記事を確認してください
今回は、そんな級位にも壁があると感じる級があります。それは2級以上です。
特に根拠はないが、2級以上に本当の強さを感じる
根拠はないんです。そもそも将棋の級位って明確な試験などがあるわけではないので、僕自身の感覚です。
級位4級・5級の子供からすると2級以上は相当な強敵であり、ミス(悪手)をすれば一瞬でそこを攻められる。
またミスをしてもリカバー出来ないのも、4級・5級あたりのまだまだな部分だと感じております。
精神年齢や性格にもよるんじゃないかと思う
子供の精神年齢は、低学年であればあるほど子供によって差が出ると言われており、この精神年齢の低さが原因で、いまいち集中できないこともあるでしょう。
また将棋以外のも好きな事が沢山ある子供が、この壁にぶち当たる可能性が非常に高いと思います。
4級・5級でも、将棋を全然知らない人や、子供のころ少しだけやっていた、大人なら倒せちゃうんで満足しちゃうんでしょうね。
ここから先が本当の入り口
なんでもそうだと思いますが、素人目線で見ると出来てるレベルの次にある、本当の入り口があります。
そのドアを開けられるかどうかが、今後更に強さを増し、より一層の努力をするんだと思います。
このレベルを突破することが、プロになるための一番最初の条件をクリアーするための、入り口に入ることができるのではないかと思います。
将棋の級位 2級になるためには棋力を上げること、将棋を研究すること。
結論から言うと、これはもうやるしかない!ということになると思います。たくさん将棋をやればそれなりには強くなるんでしょう。
しかし、このレベルに達するには、ただひたすら友達と将棋をしたり、家で将棋のゲームをやるだけでは中々上達しないと感じます。
将棋大会や将棋道場に出来るだけ参加する事
あえて習い事のように将棋教室にいく事を勧めても仕方ないので(本当は将棋教室に通うと強制的に将棋に触れるので上達するとは思います)
棋力を上げるにはより実践の数を増やす必要があります。
これにより棋力を上げていきます。そして結果を知り、自分自身の足りない部分を考え研究すること。
やはりなんでもそうですが、ある一定のレベルまではやっていれば行けるものなんです。
しかしそこから上に昇るためには、振り返りをしないと上には昇れません。
何も考えずにひらすらその場限りの将棋をしていては、2級から上への級位は遠くて高い山に感じるようになるでしょう。
子供にとっては非常に難しいことだと思います。しかし、これ以上を目指すのであれば必ず必要なスキルであることは間違いないです。
将棋が好きであることが大切なこと
これは僕が何度も繰り返し書いてることなんですけど、実は非常に難しいことなんです。
何かが好きである!
簡単な言葉でありますが、この好きを子供自身で行動しているか?によって、本当に好きなのか?ただ好きなのか?
大きな違いを生むことになります。
将棋に関しても2級以上は、子供自身が自らきっかけを作り、自ら努力を惜しまない気持ちにならないと、なかなか達することが出来ないと思います。
そして5級あたりから突然伸び率が悪くなります。
ここは中々、難しい部分なんですが、仮に自分の子供が無理であったとしても、少しずつでもきっかけを作ってあげれば突然やる気スイッチが入ることもありますので、油断禁物で進んだ方が結果としてよかったと感じると思います。