3LDKのマンションを選ぶとき「収納と寝室」の確保を想定してる?

マンションのこと

3LDKは狭い!4人家族で暮らすには結構狭い。リビングにいるとき、一家団欒、食事をしているときは狭く感じない。しかし、収納と寝室を確保することをあまり想定してないのが、4人家族の3LDK。

実際のところ僕もその一人だと最近思っている。

3LDKを選んだのは間違いじゃないとは思うし、これ以上でかいと、高くてとても買えないし、価格が高いだけで買いたくないレベルになって来る。

収納と寝室に関しては頭を悩ませる。

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リビングの広さで満足してしまう

マンションがすごく良く見える一つの理由として、リビングが不思議な感覚だけど、広く見える。そして、リビングの広さがマンション所有レベルのステイタスの一つでもある。

新築マンションを買った時に周りから質問されるのは

  • いくらした?頭金いくら払った?
  • 何平米あるの?
  • リビングは何平米?

誰も、寝室はどれくらい広いの?なんて質問してくる人はいないはず。

僕だけではないと信じているんですが、マンション購入時にある程度は、収納スペースやリビング以外の部屋の広さなどを確認するのですが、普段の生活を想定すると、リビングの広さを優先し、そして満足してしまう傾向がマンションにはあると思う。

モデルルームでもそういう感じで見せている気もしなくもないしね。

モデルルーム見学で失敗しないこと!「買った後に後悔しない」

 

リビング以外は自由な空間

正直なところ、リビング以外の部屋は、各ご家庭によって異なると思う。唯一リビングだけは食事をするダイニングと、一般的にリビングと言われる部分が一体化している空間で、ほとんどの人が、レイアウトは違えど、同じような生活を送っているはずだ。

そしてそれ以外の部屋はというと、寝室に1部屋、物置き場と貸している部屋、リビング横にある部屋?は、子供のおもちゃ置き場や、洋服タンスなど。

他にも考えられるだろう。人によっては、子供部屋を早くから設けている家庭もある。

リビング以外は、特に先入観もなく、皆がそれぞれ生活しやすいように部屋を利用している。

 

予想以上に狭い収納スペース

これは収納スペースが狭いのか、ただ余計なものが多いだけなのかはわかりません。しかしどう考えても4人家族の所有物が満足に収納出来るスペースや空間があまりにも少ない。

結果的には、3LDKの1部屋をクリアケース大量&物置場のような感じで利用している。

 

リビングより寝室を重視すべき!

リビングは広い方がいいと思っているのは、みんな同じです。ここでは寝室の広さを重視するのではなく、寝室をいかに確保するのか?

また子供が成長するにつれて、寝室のあり方も変わってくるということ。

そもそも僕は夫婦のベッドは子供が小さい間は、3LDKのマンションの時点で必要なしと考えている。理由は簡単で、家族4人で川の字で寝ている状態を長く続けるためである。

ベッドはダブルベッドであったとして、床との段差によって普通より狭く感じてしまう。ましてや、寝相の悪い子供と一緒に寝るとなると、なおさら狭く感じる。

 

川の字が限界になる時

4人家族で寝ている時期も終わりを告げる時が来る。それは子供が、子供部屋を欲しがる時?ではなく、子供がデカくなり、寝相は相変わらずの悪さを継続している時の、予想以上の重さとパワーに睡眠を削がれるから。

こうなって来ると、雑魚寝が厳しくなり、子供にベッドを買い与える時が来たのか?と一瞬だけ思う時もある。

 

4人家族の弱点

一人っ子なら、この時点で子供用のベッドを迷わず購入できるのですが、子供が2人いるとなれば、すぐに決められるもんでもない。

そもそも子供用ベッドが必要と感じてしまうくらいに、デカくなるのは小学5年生くらいから。(早くて4年生)

一般的に下の子の学年は、上の子が5年生だとすれば、2年生や3年生が、よく見かけるパターン。ここで問題がある。

 

上が男の子または女の子で下が異なる

例えば、上が男の子で、下の子が女の子の場合などが非常に困るケースとなる。仮に子供用のベッドを買ったとしても、いつまで二人で寝るのか?

上の子が5年生だとすれば、後2年もすれば中学生になる。その頃、子供二人で仲良くベッドで寝るのか?

仮に寝たとしても、下の子が中学生に上がるまでが限界だろう。

 

一人一部屋になる時が来るのか?

そのうち一人一部屋の子供部屋を与えた場合、3LDKのマンションはどうなってしまうのか?子供が小さい時には、もの置き場として利用していた1部屋が子供部屋に変わる。

じゃー物は何処に行くのか?収納するところがない。

仮にクローゼットなどを購入したとしても、それは衣類のみに当てはまる収納であり、物置き場にある、本当に物として考える物の行き場が無くなって行く。

 

親は何処で寝るんや!

3LDKのマンションで、2人の子供が1部屋づつ占領した場合、親は何処で寝るの?って考えても消去法で、リビングの隣にある部屋で寝るしかないのです。

まぁそれはそれで、冷え切った夫婦関係を解消させる一つのキッカケとなるかもしれません。(うちは大丈夫ですが、会話はラインのみみたいな感じの夫婦のいるようですね)

 

収納はどうすんのか?

例えば、年に1度しか出さない、雛人形やカブトなどの節句もん。マンションタイプとはいえそこそこのデカさがある。ゴルフクラブやスキー・スノボの板から何から何まで、寝室に行き場を終われ、物置き場がなくなり、最終的にはリビングに侵入してしまう。

 

ゴミ屋敷ではないが、そう見えるかも

決してゴミではないでしょう。しかし、物を置く収納やスペースの確保が出来なくなり、どんどん追いやられて行くことで、ゴミ屋敷に似た状態になる可能性もあります。

置くとこないからといあえず置いている状態。その数が増えれば増えるほど、ゴミ屋敷です。

 

最後に

3LDKでも広めに設定しているマンションもたくさんあります。しかしそれはリビングの広さに重点を置いているマンションが多いという現実もあると思います。

確かにリビングは一家団欒のスペースですが、それと同じレベルで、寝室=寝るということは生活に欠かせないことなのです。

広さや間取りを追求すれば、必然とマンション価格は高くなり、購入することが難しい。しかし3LDKの間取りでは、狭く感じてしまう。

子供の成長と物置にあるものの断捨離、寝室を寝室として考えることが出来る、子供への環境づくりの上手さが、3LDKのマンションを上手に使いこなす必須条件なのかもしれません。

 

要はマンションの原点である、リビングで家族が暮らす楽しさを、継続することが出来れば、結果として寝室も収納も確保が出来るということなんでしょうね。

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