サッカーチームの中には試合前に、フィールド内で円陣や手を繋いでパフォーマンスというか、試合前の儀式のような形で見せるチームがあります。若干見てる方からすると、ちょっと恥ずかしいんですが、これが非常に良いことなんだと思っております。
(独り言:タウリン1000mg配合。そんな飲料水を飲んで効いてる!って感じるということは、相当疲れてきている証拠なんでしょうかね。ひょっとして気のせいかなぁ)
皆んなで毎回やるから慣れる!そして声が出るようになる
これが大切なことなんだと思います。試合前に必ずやる。おそらく子供たちも最初は恥ずかしいのかもしれません。しかし、全員が同じタイミングで同じパフォーマンス・同じ声を出すことで一体感を出すことができます。また、声を出すことが苦手な子供たちも、やるにつれて少しずつ声が出るようになる。
何より大切なのはチームとしての一体感を誰が出ても持てることがこの全体でのパフォーマンスの良いところなのだと思っております。

頑張って行こう!絶対勝つぞー!とかの一人の声に反応するのはダメだと感じる
試合前に一人の子供が声を出して鼓舞するそれに、反応するパターンもありますが、これだと最初声を出す子供は必ずと言っていいほど同じ子供になると思います。
それを積極性と感じることも出来るのかもしれません、それをリーダーシップと呼ぶことも出来るのかもしれません。しかしながら僕が思うに、そんなことでは、積極性もリーダーシップも測ることなんてできないと思っております。
結局はその数年の自己満足に終わってしまう可能性もあり、僕としてはそのような試合前の鼓舞の仕方は結局チーム全体としてやりきることの意識が低く、何やら組織だったピラミッド型を子供たちに、無意識で作らしていることになっていることに、気づいて欲しい人もいます。
試合前にリラックスできるような感じがする
気合の入った感じではなく、見てると何だか楽しそうにやってる訳です。ひょっとしたら恥ずかしい子供もいるのかもしれません。でも皆んなでパフォーマンスなのか儀式なのかわかりませんが、これをやる事によって、皆んながリラックスして試合に臨めてるような感じもします。
決してこの行為が絶対良い訳ではないですが、積極的な子供も、遠慮がちな子供も皆んな同じように、やることによって遠慮がちな子供にとっては非常に良いことだと思っております。
何故なら、気合の入った言葉を試合前に出そうと言っても、そういう子供は自ら決して出そうとはしないでしょう。そして、自ら考える、自ら行動するという一見素晴らしい言葉のように感じますが、間違えるとタダの人任せとなり兼ねないのです。まぁこの瀬戸際での判断がコーチ達に求められる、判断力の一つなのでしょうね。
