同学年で人数が多い少年サッカーチームはコーチも子供も親も大変なんだろうと思う

サッカーのこと

大所帯になると良い部分もありますし、悪い部分もあります。近年は野球チームよりサッカーチームに所属する子供たちが増え、決してちゃんとしたクラブチームでもない、半ボランティアチームでも、たくさんの子供達が所属しているケースが多いです。

都内のチームだと人数がかなり多くなります。シッカリしたクラブチームであれば上手いことチームを運営するんでしょうが、月謝が相当高いです。

そもそもコーチという役はあるものの、半ボランティアを抜けないようなサッカーチームは月謝も安く、そこがメリットとなり自然とチーム内の人数が増えていくことになるんです。

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公式試合やフレンドリーマッチという名目の試合だけでは、全員を呼べない

少年サッカーは8人制になります。大所帯のサッカーチームになると同学年でも30名を超えるチームもあります。たとえ控えを用意したとしても、せいぜい15名程度が限界でしょう。

20名になると12名ベンチ入りになり、試合数が決して多くない状況では、ベンチに入ったとしても試合に出ることすら出来ない状況になります。そして残り10名はベンチにすら入れることが出来ない。

 

2チーム作る感じで試合内容や、相手によって分ける

簡単にいえばAチームとBチームになるわけなんです。(僕のボログのタイトルはside-Bです)2チームに分けるとコーチ達は大変ですが、案外試合をたくさん組むことが可能になります。

参加する大会のレベルに併せて、AチームでいくかBチームで行くかを考えることが出来ますとはいえ、Aチームに試合頻度が傾いていくことに関しては避けようがないことなんでしょう。

 

それでも埋もれる、Bチームにも準Aチームが入ることになる

トップチームはせいぜい10名から11名程度で構成され、基本的に、大事な大会であっても2チーム出しが可能な場合は、Aチームには10名程度で構成され、その他のBチームでも試合経験が少ない子供が、Aチームに入り、残りがBチームでの参加となります。

Aチームに入れるか入れないかの瀬戸際にいる子供達を、優先してBチームで強化する。仕方のないことなんでしょうが、Bチームの中にもAチームが出来上がる図式になっしまうんです。

 

親の理解が必要になってくる

大所帯のサッカーチーム、しかも同学年。いやらしい言い方をすれば、支払う月謝も同じ。この状況で、サッカーに対する経験数に格差が生まれてくることを、本当たま〜にですが、理解して頂けない方も中にはいらっしゃいます。

野球チームは基本的には1年生から6年生までが同じ組織として動いています。もちろん学年が少し上がってくれば試合などもあるのでしょうが、サッカーにおいては1年生から6年生まで各学年毎に市や区で大会が行われます。

 

スポーツは申し訳ないけど実力社会

これはプロの世界だけではないと僕は思います。当然、プロになれば本気の実力社会です。でも小学生も、大人になってから遊びでやるフットサルも、最終的には実力社会です。大人になってから出るフットサル大会なんかでも、出るからにはやっぱり勝ちたいわけなんです。

そうすれば自然と、経験者や若い人を優先して試合に出てもらう訳です。小学生も同じでして、やっぱり上手い子供、上手くなりたい子供を優先して、試合で使うのは必然であり、親の考え方として、子供の間は何かスポーツやらせておこう的な感覚で、サッカーにきているのとはえらい違いなんです。

 

全員出したいんですよ

たくさんの試合を組み全員が試合で経験出来るように、いろいろと考えて試行錯誤しながら、大所帯のサッカーチームを見ているわけです。

コーチの数が足りないから、お父様達の協力も得ながら、皆んなに経験して欲しいと思っているんだと感じて欲しいです。

僕の考えとしては、試合にもっと出たいとか、もっと活躍してみたいと思っている子供達は、可能であれば、チームを変えることも決して悪いことでは無いと思いますし、むしろこれからのサッカー人生を考えれば、チームを変えることで、新しい発見が生まれ、またチーム内での自信が、枠を超え、本当にサッカーに対する自信につながる可能性もあります。

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