サッカーが上手い子供が沢山いるチーム編成と、サッカーが下手な子供が沢山いるチーム編成と言うよりは、AチームとBチームという言い方のほうが、まだ優しいような気がするんです。
そして今回は、BチームからAチームに入りたい。Aチームに入ってもっとレベルの高いサッカーをしてみたいと思う子供たちの事を考えて、そして僕が思い伝えていることを書き記したいと思っております。
たった一つなんていい方すると、大げさかもしれません、実際は2つ・3つなんなら4つ位足りないからBチームってことなのですが、Aチームに入るのであればここだけは抑えてほしいと感じていることなんです。
オフザボールの基本的な動きが出来るだけでAチームはめちゃくちゃ近くなる
厳しい言い方になりますが、まず大前提としてAチームに入るかどうかのレベルにその子供がいないと話になりません。
これは、サッカーの基本的技術とサッカーに対する気持ちの強さになります。
とは言え同等のレベルが必要とは言いません、仮にAチームの子供達がレベル10だとすれば恐らく、レベル6程度あれば十分可能になります。
またヘディングなど、小学生のサッカーでは比較的技術の差が激しい部分は、レベル3程度でも大丈夫でしょう。(レベルは感覚で考えてください)
オフザボールと言っても本当に基本中の基本
そもそも、オフザボールというレベルなのかは別です。ボールを持っていない時の動きが出来ているかどうかが鍵です。
それはダンゴサッカーから抜け出せるかどうかでもあります。ボールしか見てない。ボールに吸い込まれる。この状態だと難しいんです。

判断の速さ 攻める時 どれだけボールという大好きなあの子から離れられるか!
攻めると判断した時
「スペースに走る」「裏に走る」
「縦に走る」「ワンツーを狙う」
とかまぁ色々あるんでしょうけど、これをどれだけ素早く判断できるかが、AチームとBチームの大きな差であります。
技術云々も当然ありますが、基本的にボールから離れることが出来ないチームは強くなることが難しいです。
そしてボールから離れることが、攻める形であるということをまず知らない。
聞いたことはあるけど、試合になるとボールから離れることが出来ない。
ついついボールの近くに行ってしまう。結果、意味のないショートパスが増えるだけ。

でもね〜これ本当に難しいんです
口で言うのは簡単なんですが、本当に難しいんです。
オフザボールというかスペースへの走り込みなど、練習では結構やっているはずなんですが、試合になると何故かBチームの子供達はボールが大好きなのか、束縛好きな男なのかボールを離したがらない。近くで見つめていたい。

三角形の2点を自分で作ってみよう 出来る子供もいる
トライアングルの2点を自分で動いてみよう。そうすれば自ずとスペースに走りこむことになります。
イメージして狙ってみる子供も実はいます。これを繰り返しやっていけば、少しずつ馴染んでは来るんでしょうね。
声(コーチング等)が出ない子供は難しい
声が出るというのは、最低限のスキルだと言っても過言ではないです。Aチームというか、上手くなりたいなら、更に上を目指してサッカーを続けたいのであれば、声が出ることは、何度も言いますが、最低限の技術であります。
声も技術である
声が出るということは大げさではなく、技術の一つです。的確なコーチングやパスの受け渡しなど。。たまに、声を出すとバレちゃうから。。なんて甘っちょろいこと言う子供もいますが、まずもって声が出ないと話になりませんから。
最後に
サッカーチームでAチームもBチームも関係ないと言えばそれまでです。要は子供たちが、どこまで求めているのか?って言うと、小学生なんて自分の気持ちを負けたくないという部分で、全面に出せる子供なんて、そうはいません。
たとえきっかけが親であったとしても、それはそれで良い方向に進めばヨシなんではないでしょうか。いっくらでも修正できますしね。