出来ると嬉しいリフティング。出来ないと一生?出来ないリフティング。ホントそれくらい難しいサッカーの技術であり、簡単な技術でもあります。
そもそもリフティングって言ってしまうと、サッカーの試合で殆どのお目にかかることはなくなります。そんなリフティングでサッカーの上手さを判断することが出来るのか?ってこと。
ちなみに対象年齢12歳までなのでご了承くださいませ。
リフティングが上手い=サッカーが上手い
これは人によって、そうじゃない!って否定派もいます。でもそんな「否定派」もあくまで、少数派のサッカー選手を想定しているに過ぎず、やっぱり全体的にはリフティングが上手いのはサッカーが上手いということに繋がると思っています。
サッカーが上手くなる必須アイテム
リフティングは「1回・2回」とボールをついて回数や距離で、満足感が出るサッカーの技術の中では特殊な基礎技術だとは思います。
特に小学生だと、その重要性に気づけない。リフティングの練習がサッカーの試合でどう活かされるのか気づけない。
だからイマイチ必死で練習する気になれない。そしてリフティングの練習はある意味、一人だけの戦いになります。
地道にコツコツと真剣に集中して、反復してやり続ける。しかも一人で!
このワードを拾い集めるだけでも、嫌気がさすでしょう?
しかしサッカーが上手くなる為の必須アイテムであるのは間違い無いのです。
①ボールコントロールを極める
グランダーのゴロのパスは、まぁトラップの技術が優先されるでしょう。しかし、サッカーの試合で、ゴロのパスが来る時ってどれくらいあるのでしょうか?
激しい試合になればなるほど、ボールは浮き気味になるし、パスの精度も悪くなって来る。
もちろんそんな中なかでもしっかりと、ゴロのパス回しが出来れば最高なんでしょうが、そうはいかない。
そんな時に重要になって来るのが、トラップというリフティングの技術になると思うのです。結局のところ、浮き玉や、バウンドしたパスに対し、トラップをより正確にする為には、リフティングの技術が備わっていないと出来ないのです。
リフティングが上手くなる必要はまさにボールコントロールを、より高い技術にする為だと思います。
②体感と集中力そして忍耐力
リフティングって意外と体感が必要なんじゃないかと思うんです。同じ体勢が続く中で、回数が増えれば増えるほど、体のバランスが要求される。
当然バランスが崩れると、リフティングは続かなくなってしまう。これってけん玉と同じ原理なんですかね?けん玉も体感などに良いとされ、子供達にすすめられております。
またこれはサッカーに結びつくかどうかは別として、集中力と忍耐力が養われるでしょう。特に忍耐力は、リフティングをやり始めた時に、必ずぶち当たる、回数が伸びない地獄に何処まで耐えられるのか?
これに耐えることが出来ないと、リフティングを上手くなることを諦めてしまうんです。リフティングを放棄している子供達の殆どは、この「回数が伸びない!または回数伸びてもまた戻る」このループ状態から抜け出せない子供達なのです。
サッカーの上手さを判断するファーストチョイス
全てがそうとは限らないかもしれませんが、少年サッカーで色々な特徴を持っている子供たちもいます。
結局のところ、まず初見でサッカー少年を見たとき、リフティングが上手ければ、「あっ!この子結構やってるなぁ」って思うはずです。
逆に初見で、おもいっきり足が速いのをアピールしてダッシュされても、少し困ります。
結局何が言いたいのか?
ここまで来てなんですが、結局はリフティングが上手い子供たちは、総じてサッカーが上手い子供たちが多いってことなんです。
「我が子の武器は足の速さだ!リフティングなんて、多少出来なくても試合になれば、使い方によっては使えるはずだ!」なんて思っている人多分たくさんいます。
だけど、いっくら足が速くても、ボールを蹴る、止めるが出来ないと話にならないのです。インサイドパスの練習程度のトラップなら出来るんでしょうが、試合になると、そーもいかないのです。
そうなると、やはりサッカーボールを扱えることが、最低限の優先度になるのです。
最後に
ひょっとしたら、あるのかもしれません「リフティングにもセンス」ということが。
しかしリフティングはある程度は、地道にコツコツと真剣に集中して、反復してやり続ける。しかも一人で!これをこなすことが出来れば、誰でも出来るようになるはずです。
諦めずに練習しようねー