こどもが将棋を指し始めた頃に、これを読んで良い意味で「どや!顔」してください。将棋に興味が湧くことが出来るこどもはラッキーなのです。そんな興味を増長させてあげてください。僕の息子もそんな時期がありましたので、時間があればどぞ!
将棋は頭脳ゲーム
将棋は、マス目9×9=81個の将棋盤の上で自分の駒と相手の駒とで戦い、相手の「王将」(餃子じゃないよ)を取ったら勝ちのゲームです。
駒の動かし方とルールを覚えれば、誰でもすぐに将棋を指すことができます。(※指すこと=簡単に言うと「将棋をやること」将棋用語になるのかしら? )
勝ち負けは実力勝負
頭脳ゲームである将棋の一つの特徴である、相手の駒の配置はすべてわかった上で戦略を立てていくゲームであり。自分の駒はすべて自分で考えて指さなければなりません。
運も実力のうちとよく言いますが、将棋は実力で勝敗が決まる割合が極めて高いゲームです。
実力があがると、弱い相手には殆んど負けなくなります。
僕の大好きなサッカーで例えるなら、日本代表がブラジル(今はドイツ?)に万に一つでも勝つ可能性がありますが、将棋ではジャイアントキリングのレベル差が極めて狭いと言えます。(ちょっと違うかな?)
将棋のルーツと歴史
なんだかお勉強みたいになってきました。予備知識として、話のネタとして
世界には将棋に似たゲームがありますね。一応紹介します。
- チェス
- シャンチー(中国)
- チャンギ(韓国)
そして将棋のルーツとしてはいろいろ説はあるようなんですが、インドの「チャトランガ」という4人であるゲームが源流となり西洋に渡ったのがチェス、そして中国から日本に伝わって生まれたのが、日本の将棋ではないかと考えられているそうです。
そして現在の将棋に近づいたのは、平安時代だそうです。ただその時代には、飛車と角行がありませんでした。そして、室町時代には今のようなルールになったそうです。
ちなみに取った駒を自分の駒として使用できるのは将棋だけしかない特徴です
将棋盤のグレード
基本将棋盤は、木で作られます。プロがテレビで対局している見たからに立派な将棋盤は、かやの木で作られています。(木を前提にしてますが、プラスチック製でも、初心者のこどもなら十分です)
最高級の将棋盤はかやで作られたもので、約19センチとなると、お値段ビックリの数十万から数百万と、下手すれば軽自動車並みの高級将棋盤があります。
その他、桂の木で作った盤も数万円しますので、お子様の誕生日プレゼントや、サンタさんではあまり扱わない高価な商品になりますね。
駒を並べる時のルール
実際こどもたちが指す将棋で見たことがないですが、おそらく相当強いこどもは実践しないとダメなんでしょう。
上位の人が最初に王将を置く
駒を並べる時にもルールがあります。
- 一段目 ⑴王将 ⑵金将 ⑶銀将 ⑷桂馬 ⑸香車の順に左右対称で並べる。
- 二段目 左側に角行、右側に飛車を並べる。
- 三段目 歩兵
ワンポイントアドバイス!
上位の人が、王将をマス目に置くまでは、下位の人は駒を触らないのがマナー
また、基本的な並べ方は上記の通りですが、その他並べ方にも流派があるそうで、「大橋流」と「伊藤流」等があるそうです。
駒の価値に点数がある
将棋は点数を取るゲームではないのであくまで、駒の価値として数字にしたものです。最も高い価値があるのは当然、王将になります。これは残念ながら点数はありません。
では最後に駒の価値ランキング
- 飛車 15点
- 角行 13点
- 金将 10点
- 銀将 9点
- 桂馬 6点
- 香車 5点
- 歩兵 1点
番狂わせなし!予想どうりの結果でした。ちなみに点数に関しては、色々数字が違うのですが、基本的な駒の順位は変わりないです。