AチームとBチームがあるサッカーチームは、その学年で所属する選手が多いから、分けられてます。
この手の分け方をすると、よく見られがちなのが、子供たちを区別しているということ。確かにAチームとBチームの二つが存在する以上、区別していることに異論はありません。
でもどうなんでしょう?区別をすること自体が変なことなんでしょうか。
補欠とは違うBチームの大切さ
まず始めにお伝えしたいのは、補欠とBチームとは違うことです。結局同じでしょ?て感じかもしれませんが違います。
補欠は試合に出るチャンスも少なく、かりに試合に出れても数分程度。これ以外に何も無いと言っても過言では無いでしょう。
一方Bチームは、その名の通りチームとして活動しています。
チームとして活動しているBチームと一個人を対象としてしまっている補欠とでは、似て非なるものなんです。
Bチームは才能の宝庫
少年サッカーにおいて、Bチームは才能の宝庫です。ちなみにAチームとの大きな差は、サッカーが今この瞬間というか現時点で、「上手いか下手か」だけです。
まぁサッカーが上手いか下手かが、一番厳しいとこではあるんですが、とにかくそこは、ひたすら練習するしかないですね。
ところで、Bチームが何故才能の宝庫なのか?
今現時点でサッカーが上手いのが、Aチームだとすれば、Bチームはまだこれから伸びる要素や伸びしろが、Aチームよりはあるという事が一つ言えます。
そしてBチームには、今のところAチームよりサッカーが下手でも、身体能力が高い子供たちがその才能を開花する時を待っているのです。
今現時点では、まだまだサッカー選手として物足りないと感じていても、数年後には立場が逆転してるケースも、決して珍しい話ではないのです。
差は精神年齢が影響する
またサッカーの技術的な差は、精神年齢が影響してます。でも一番影響してるのか?と言うとそうでもないです。
AチームとBチームの一番の差は、サッカーが大好きか、好きか、この違い。
それでも精神年齢が発達するだけで、この差が縮まることは間違いです。
Aチームとの具体的な技術の差は?
より具体的な差は、やはり技術面に関するところになるでしょう。技術と言っても、トラップとかシュート、ヘディングでは無いです。
差を一気に縮めるのは、オフザボール。
ボールを持ってない時の動き方や、連動性こそがサッカーです。
此処まではAチームとBチームとの大枠になります。
そして此処からなんですが、後もう少しでAチームで活躍出来る。後ちょっと足りない部分が出来たらAチームで活躍が出来る。
そういうAチームでは、ちょっと物足りない。だけどBチームだと頼りになる中心選手が、クドイようですが後もう少しだと感じる子供たちに、使って欲しいな〜って感じるとこです。

利き足では無い足でのプレー
右利きなら左足。左利きなら右足になります。サッカーは足でボールを扱うスポーツなんですが、Bチームの子供たちに共通しているのは、利き足以外でのプレーが少ないのです。
完璧に両足を使いこなせる必要は無いです。例えばになりますが。。
- カットイン
- ターン
- ダブルタッチ
この手のプレーの動き出しを利き足では無い方でスタートする。
右利きで考えて行きますが、縦へのドリブルが早い子供たちは、ひたすら利き足で縦にしか行けません。
これではレベルの高いAチームでは、通用しない。
そこで必要なのがアクセント!
速いだけでは、相手も速く対応しようと頑張ります。しかも速さだけ頑張れば後は、自滅してくれる。
これを乗り越えない限り、一生Aチームで活躍することは不可能です。
利き足以外での、ターンや切返しのアクセントをつける。そして再度利き足で、スタートする。
カットインの出だしを左足アウトでスタートする。そして利き足で縦に出る。
最後はシュート!
後少しプレーの幅や、プレー毎に使う足を使い分けることが出来る。
Aチームで活躍する為には、そう言った細かな技術が必要になってきます。
最後に
AチームとかBチームとか、どっちでもいいと言えば、どっちでもいいです。チーム分けにこだわるのではなく、技術の差がチームAとチームBになってるのです。
サッカー下手か上手いかただそれだけ。
Aチームに近づくためには必要なのはサッカーが上手くなることと、オフザボール。
具体的には動き出しや周りとの連動性、そして当たり前ですが難しい声が出る
利き足以外でのプレー
アクセントや緩急を、利き足以外で出来るようになる。ターンやカットインなどのスタートを意識してみる。
まぁ実際のところ直ぐに出来たら世話無いです。何事も積み重ねが必要なのは、当たり前ですが、どれだけ意識して積み重ねることが出来るのか?
同じ時間を過ごしても最後の結果は大きく違ってくるでしょうね。
練習しようね〜
