まず始めにマンション購入して失敗したと思う瞬間って、人それぞれありますよね？いざ住んでみたら、騒音や住人とのトラブルが絶えない。
買った当初は眺めの良かったマンションが、突然隣に同レベルのマンションが建ち、ベランダからの眺めが、隣のマンションのベランダになる。
転勤などの理由もある。
全ては今のマンションを買ったから失敗したこと。出来れば引っ越ししたい。マンションを売りたい。
そしてここで失敗しない為に考えたい。
マンション買換えを考える
まずマンション買換えが、今のマンションを失敗したからという理由に限らないということ。
しかしマンションを買換える理由は別として、買換える為には、余程資金的に余裕がある場合を除き、中々難しいのが現実でしょう。
頭金をいくら用意出来るか？
マンション買換えをスムーズに行える方法の中で最も効果的なのは、マンション購入の入口にある。
頭金をどれくらい用意出来るか？
一般的に頭金は、マンション価格の2割を用意する必要があると言われている。
これは毎月の返済額が減ることに繋がるのは、あたりまえの話だが、頭金を2割つまり、20%用意することで、将来のマンション価格の下落に、耐えうる効果もある。
値下りしてもガッカリしない
頭金は確かにすでに支払済みの、大切なお金です。しかし、いま住んでるマンションが値下りした時に、見比べるのが、実際の住宅ローン残との差額になる。
急激な不動産市況の冷え込みとなると、厳しいかもしれないが、値下りする速度に耐えうる為には、頭金は必須なのである。
2割という一般的なラインは、あくまで目安として考え、資金的に余裕がある場合はそれ以上。無い場合は1割でも頭金は用意するべき。
一方で頭金2割説が必要ない？という考え方もある。これは資産価値が永きに渡り見込めるマンションが対象になるのではと考える。
値下りは買換えの絶好のタイミング
不動産価格が全体的に値下れば、当然あなたのマンションも値下りはします。まぁ何千万の住宅ローンを抱えている身からすると、値下りでガッカリしない人はあまりいないでしょう。
しかし、こと買換えを考えるなら、不動産価格の下落は、買換えの絶好のタイミングになります。
理由は単純です。仮に、不動産市場が高騰化している時に、あなたのマンションを売却すればおそらくそれ相当の売却益を得ることは出来るでしょう。
しかし、いざ次のマンションを買おうとした場合、価格高騰で購入すること自体にちゅうちょすることになります。また、買い替えするということは、一般的には、現状よりグレードアップすることを望むはず。
グレードアップの内容が、郊外の一戸建てで自然と共にゆっくりと暮らしたいなどの、スローライフ的な感覚なら別ですが、都心部マンションをどうレベル以上で購入しようとすれば、必ず不足分を補う必要があるでしょう。
頭金＋下落時に購入そして下落時に売る
もっとも理想はこういうことになると思います。まぁ買い替えする必要がない人にとっては無縁でしょうが、将来的に間取りが手狭になることを想定して、買い替えなどを検討している方が、失敗しないマンション選びをする理想としては、このケースになるんでしょうね。