子供を褒めることは簡単なことです。幼稚園児とか小学生低学年くらいだと、パパさん、ママさんが褒めるだけで喜ぶもんです。
「すごいねー」とか「頑張ったねー」とかの鉄板褒め言葉から始まり、小さな子供たちは単純な褒め言葉でも、嬉しくそして記憶に残ってます。
しかし、これが小学3年生、4年生と徐々に学年が上がるにつれ、単純な褒め言葉に見向きもしなくなることになります。
特にパパさん、ママさんの褒め言葉が、今まで耳に残っていたあの鉄板褒め言葉も、これくらいの時期になると、右から左に受け流されてしまうのです。
コーチよりも別のパパさんが褒めると何故か嬉しくて恥ずかしい。それが自信につながる!
まぁ大人でも他人に褒めてもらうことって凄く嬉しいことです。なんだか認められたような気がするんです。
多分ですが、子供達も同じような気持ちになっているんじゃないかと思うんです。そして、大人と同じように、どことなく恥ずかしそうで、でも嬉しい。
そして、自信につながることになるんだと思います。
他人からの褒め言葉は、小さい子供の頃毎日のように聞いていたパパやママの褒め言葉とは違うまた別の感覚を感じるのです。
そして他人から認めてもらえるということは、これまで積み上げてきたことを成果として感じる瞬間なんじゃないかと感じております。
(子供なんで成果とか言ってもわからないと思いますが、結果そうなんだと思います。)
やる気スイッチは自信から始まることが多いと思う
下手の横好きなんて言葉もありますが、基本的にやる気スイッチという言葉は、自信がついてきたという感覚から始まるのだと思う。
この自信とは何なのか?というと、どれだけ小さな組織であっても、その中で自分が出来ると確信し、周りが必要と感じ慕い、そして周りから認められることだと思います。
決してナンバー1ではないです、サッカーチーム内でどれか一つでも、少し出来ると感じた時に、「やる気スイッチ」が入るのではと思います。
悔しさからのやる気スイッチは既に自信がある上での、やる気スイッチ・ギア2
ワンピース風に言うなら、悔しさからのやる気スイッチは、ギア2(セカンド)だと思いますね。
ここからスタートすることは、僕としては子供の内、特に小学生だとなおさら難しいんじゃないかと感じます。
このギア2のやる気スイッチを発動できる子供は、まさに次のステージに進めることが出来る子供であり、サッカーに対する意識や考え方が変わってくるんです。
褒めて伸びる?らられて伸びる? タイプって何やねん!
どっちがタイプ?あなたどっちタイプ?じゃ〜ないと思います。正直、褒めて伸びない人はいないと思います。何故伸びないのかというと。。
褒める人が褒め方を知らないからです!
褒めて伸びないのは殆どがこのケースだと僕は思います。褒め方も年齢や経験値によって異なってきます。
そして褒めるということは、ある意味で瞬間であってもその人を少しは認めていることの証であり、その証を目で見てわかるようにする為に、褒める対象の人は何を求めて褒められようとしているのか?を正しく感じる必要があるのではと思います。
叱られて伸びるタイプは難しいですね。基本的に叱られて嬉しい人なんて、ちょっと変わったお店の人くらいなのかなぁって思います。
それでも叱られて伸びる人がいるからこそ、この言葉があるのだとすれば、ここでもやはり、叱る人が、叱り方を知っているからなんでしょう。
あえてタイプとして分ける理由は、褒めても伸びないと褒めた人が感じた時、叱る人が叱り方を間違えた時に、発動する事由であり、自己分析で嬉しそうに発表すること自体、変だと思います。
ちょっと子供に対する見方とずれてしまいました。

子供は皆んな褒めて欲しいに決まってる
叱って欲しいと思っている子供はいません。が!少し大きくなるとワザと叱られたい病に陥る子供も、少なくはないでしょう。
しかし基本的に子供は皆んな褒めて欲しいに決まっています。
そして後は、先ほど記載した通り、褒め方と叱り方を、その子に対しての目線で考え、ちゃんとした対応を取れば伸びるでしょう。
そうです、その子の目線で考えてください。決して独りよがりなあなたの考えだけで、決め打ちをしないで欲しいです。
