サッカー選手としての意識の差が凝縮されている瞬間「攻守の切り替え」

サッカーのこと

まず最初に攻守の切り替えってサッカーにとって、とても重要なことだと皆さんご存じでしょう。攻撃時にはカウンターとなり、守備時には早めのプレスでピンチを防ぐ。

見逃すことが出来ない攻守の切り替え。

カウンターになった時はよくわかるのですが、ディフェンス時の切り替えは、目まぐるしく変化するので、解りづらいと言えばわかりづらい。

そうビッグチャンスだけが攻守の切り替えではないのです。そして少年サッカーにおいても、攻守の切り替えはとても重要であり、まだまだ精神的に未熟な小学生だからこそ、攻守の切り替えの意識の高さが、試合を決定づけると言っても過言ではないくらいです。

ちなみに当sideBは対象年齢12歳となっております。

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”守”から”攻”の切り替えこそ少年サッカーの王道スタイル

基本的に少年サッカーは組織的なプレイを行うことも多々ありますが、基本得点が生まれやすいのはカウンター時になります。

相手のミスを待っているわけではないですが、いくら上手いと言ってもまだまだ未熟であり、チーム全体で本当に何かの決まりを作り上げ、組織的な攻撃をしているわけではありません。

そこで大切なのがカウンター攻撃になります。

 

攻守が切り替わる瞬間

さて攻守が切り替わる瞬間をどれくらいの子供たちが反応するのか?ここがチームとしての強さになってきます。

当然ながら、ボールを奪取した子供はカウンター攻撃という意識がなくても、ボールをゲットした以上、自然に攻め上がるもんです。

そして動き出しと同時、または少し早く、攻撃への切り替えができる

この動き出しの連携プレイが、攻撃に厚みを生むのです。また少年サッカーは、8人制でありフィールドも狭いので、カウンターの位置によっては、1本のパス。一人でドリブルなどで得点に繋がります。

 

連動・連携は意識か反応か?

小学4年生くらいになってくると、連携プレイが自然と出来るようになってきます。これって考えてプレイしているのか?(意識)それとも、体が勝手に動くのか?(反応)

大人目線で見れば、まだまだ幼稚な部分も垣間見える小学4年生。

体が勝手に反応しているのでは?と少し思う。しかし、意識しないと連動や連携は生まれない。できる子供と出来ない子供は、いつまで経っても変わらない。

もちろん出来ない子供も少しずつは出来るようになってきているのだが、成長スピードは出来る子供より異常に遅い。

 

サッカーを観てますか?

やっぱりここに繋がるんだと思う。連携や連動はサッカーを知らないと出来ないプレイ。サッカーを知らない子供は、サッカーボールが自分の足に来れば、ひたすらドリブルか、意味なくボールを蹴り出す。

パスしたとしても、目に見える子供しかパスを出せない。相手のプレッシャーに耐えられずに何の意図も感じないパスを出す。

まるで自らがこのプレッシャーから逃れたい気持ち一心でのプレイ。

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攻守の切り替えが遅いパターンは2つ

さてさて攻守の切り替えが遅いことを意識の低さで片付けてますが、精神的な部分も十分考えられるのです。まぁ小学生に意識とか言っても何処まで解っているかもわかりませんし、いつまで続くかもわかりません。

 

遅いパターン①何も考えていない

サッカーボールだけをひたすた見て動いている。学年が上がると多少は、団子サッカーから抜け出せてはいるものの、まだまだサッカーボールに吸い寄せられていく。

そして、攻守の切り替えというプレイに絡むことなく、何となくフィールドで走っている。しかしプレイエリアがとにかく狭い。

決してサッカーボールだけを見て走り回ることもない。意外と自分のポジショニングとプレイエリアから外れることもない。

そして攻撃時には多少は上がるが、ディフェンス時には全く戻りが遅い。守の切り替え時が遅いというか、遅すぎるということ。

 

そういう子供は先ずは

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遅いパターン②攻守の切り替えが1秒だけ遅い

たった1秒かもしれません。しかしこの1秒が攻守の切り替えについていけない。攻撃も守備も頑張るのですが、攻守の切り替え時が苦手というか反応が遅い。

よくあるのが、攻撃のカウンターの際、一人だけまだディフェンスに戻っている。1歩・2歩程度の問題。しかし、この1歩・2歩でもうすでに乗り遅れているのです。

またこの逆も然りです。

この手の子供は、サッカーを観てる観てないの次元ではないと思います。サッカー自体は知っているのでしょうが、まだまだ精神的な部分で反応が遅いのか、そもそも遅いのかは、この先どうなるかはわかりません。

そして多分ですが、今見えていることだけにまだまだ一生懸命であり、次に繋がるプレイを、また想像できないのかもしれません。

 

予想と予測

にて非なる言葉です。しかしこの「予想と予測」こそが、攻守の切り替えの速さの違いではないか?と強引に僕は勝手に結論つけたいと思っております。

予想

予想とは「あらかじめ想像すること、思うこと、考えること」

予測

予測とは「あらかじめ推測すること、推し量ること」

 

この二つの言葉ではっきりとわかるのが、簡単に言えば、「予想は自分本位の感的な部分が含まれており、予測は何か具体的な事実に基づいて推測している」ということ。

そうです、攻守の切り替えを素早く反応良く、出来るようになるためには、予測する能力が必要なのです。

具体的な事実に基づいて推測するためには、たくさんの経験が必要でしょう。その為に必要なことは、たった一つです。

練習でいっぱい試そうねー

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