少年サッカーにおいて、小学生低学年くらいの子供たちの身長差は、そこそこのハンデとなります。
しかし、サッカー全体を見渡せば、トッププロとして活躍している選手たちの中でも背が高い選手だけが活躍しているわけではないですよね。
スペインのシャビやメッシにしてもネイマールにしても、僕たち普通に暮らしている、日本人の大人たちと比べても、大して差がない。
何なら背が低いなんてこともあります。もちろん彼らが特別なサッカーの技術や能力が高いから活躍できているのでしょうが、それも生まれ持って特別なのではなく、サッカーが大好きで、たくさんサッカーボール、そして友達と一緒にサッカーに時間を費やしてきた積み重ねによって今があるのだと僕は思います。
(とはいえ、あのレベルにまで行くと才能なんて代物もあるんでしょが。)
背の低さというよりは体幹の強さ
子供の筋トレは僕自身の考えとしてはあまりオススメしたくないので、無理にやる必要はないですが、体幹トレーニングは筋トレとは違うので、やる価値はあると思います。
背の高い子供でも、体幹が弱いとすぐに倒れます。
これは身長云々の問題ではなく体幹の強さが影響していることなので、背が高くなんだかヒョロッとしている子供が、自分よりも背の小さい子供に倒されてしまうなんてことも、よくあることです。
身長が気になるのは小学生低学年くらいまで
昔からあると思いますが、小学生の時は一番背の高かった子供が、高校生くらい位になり久しぶりに会うと、自分よりも背が低くなっていること。
僕自身も小学生の頃は、一番に近いくらい背が低かったんですが、年齢が経つにつれて周りとの身長差を感じなくなり、知らないうちに、そこそこの身長になっていました。
小学3年生から4年生くらいまででしょうかね。身長差がすごく感じるのは、でもそれもこれもサッカーにおいては、ほんのちょっと有利なだけで、サッカーの技術が無ければ元も子もない話ではあります。
身長が低いことが有利に働くこともある
サッカーは特にそう感じる時があります。デカくて足が早い!足だけが早い!とかまぁ色々と有利になる身体能力はありますが、僕は背が小さいということもその有利に働く一つではないかと思います。
キープ力があるとボールが取りづらい
特に小学生くらいだと、背の小さい子供がキープ力があると非常にボールを取りづらいんです。歩幅が短い分ドリブルも比較的足から離れない感じになります。
大人でもそう感じることもありますよね。
また、背が高い子供からすれば、ボールを包むような感じで足元にあるように見えると思います。何れにしてもキープ力があればこその話ではありますが、背が小さいだけで何が不利になるとかはなく、逆に良い面もたくさんあるということです。
ちなみに僕のサッカーチームのセンターフォワードは、チーム内で1番2番を争う背の小さな選手です。背番号はもちろん9番です!。
そしてもう一つ付け加えるのであれば、足も遅いです。でもリフティングはチーム内No1の実力者であります。

スペインのシャビは背が小さいから球離れが早いのか?
球離れが早い?なんかその言い方に違和感を感じるんですが、僕が見るに決して球離れが良いという表現ではないと勝手に思ってはおります。
見てても意外とドリブルするときはしてますし、ダブルタッチの名手でもあります。
彼のところにたくさんボールが供給されるので、必然的にパスを出す回数が多いので球離れが早いと感じるのでしょうかね。
最後に
シャビさんは背が小さいから、プロの世界で生き残る為に、今のシャビのスタイルが出来上がったということに関しては否定できないと思いますし、もしシャビが背の高い選手であれば、今のシャビではなかった可能性も高いと感じております。
ということは!ものすごい大袈裟に言えば、背の小さな子供達にとっては超うらやましいチャンスなのです。あのスペインのシャビや、メッシになれる可能性を秘めているということなのです!
いっぱい練習しましょうねー

