なんか親が子供に将来就いて欲しい職業は、医療や福祉系だそうです。
手に職がある仕事が上位ランクで、「医者」や「薬剤師」などが「大企業の社員」より上位だったそうですね。
ん?僕の感覚では薬剤師は百歩譲って職業と呼んでもいいかもしれませんが、医者?ってなって欲しいレベルの職業ではないような気がするんですがどうなんでしょうね。
さてさてというわけで、今回はディフェンスを任される子供について考えてみたいと思います。
まさに親が考えるなって欲しい職業ランキングにはまず入らないであろう、サッカー選手。(子供がなりたい職業には入るかも?っというか職業とか仕事って聞いたらスポーツ系は弱いんじゃない?)
そんなサッカーにはポジションがあります。GK(ゴールキーパー)からFW(フォワード)まで上から下まで、小学生の時点では、一応とつけさせて頂きたいポジションの中でも、ディフェンスを主に主戦場としている子供に感じた事です。
基本的な考えとして、小学生でオフェンスやディフェンスなんて考えはないと思ってます。
サッカーが上手い子供ほどポジションへの固定観念が無いです。
逆にサッカーが下手な子供ほどポジションという言葉に対する固定観念があると思います。
(これはある意味子供自身ではなく教えているコーチや親によって植えつけられたものが大きいので子供のせいにしないでね)
ディフェンスを任される子供は適応能力が高い
そんな気がします。ここで勘違いがないようにしておきますが、試合中ディフェンスをやる機会が多い子供と、自らディフェンスを主戦場としてアピールし、コーチたちの信頼が厚い子供とは意味合いが違います。
これはディフェンスの技術ではないです。上手い下手ももちろん試合となればあるのは仕方がない部分ですが、いつ何時も外すことが出来ないプレイヤーがまさにディフェンスにはあるのです。
オフェンスばかりやる子供は、低学年までが限界
正確に言うと、6年生まで低レベルな争いの中で幼稚に続けていくのであれば、オフェンスばっかりでも許されるかもしれませんね。
でも小学生でも上手い子供は、基本的にすべてのポジション?(小学生の時点ではGK以外は皆んな同じだと思うんですが。。)をこなすことが出来ます。
自分の子供は攻撃の方が得意だと思っているかもしれませんが、一言付け加えて欲しいです。「どちらもパッとしないが、あえて言うのであれば攻撃しか出来ない」と。
ディフェンスに居場所を見つける能力の高さ
まぁ攻撃が嫌いな子供は殆どいないと思います。実際は攻撃したいのに、遠慮気味なのか、臆病なのかわかりませんが、ディフェンスのポジションに常にいる子供もいます。
正直、こういう子供は是非甘やかすわけではないですが、コーチから攻撃のポジションにつくように指示してあげて下さい。
結局、自分では何も言い出せない未熟な状態ですので、積極性なんて言葉で解決しないで、教養あるコーチの方々宜しくお願いしますねー。
(と言っても、大事な試合では無理なので練習試合程度にした方がいいと思いますけどね)
組織の中で、自らの居場所と、自分のスタイルの確立が出来ている人っていますよね。
そういう人は決して軽く扱われない傾向があると思います。
居場所とスタイルはどちらが欠けてもダメなんです。居場所だけあって何もしない。。するのは周囲の悪影響になる批判ばかり。
スタイルだけ確立し、何も期待されず居場所を与えてもらえない。居場所を探す能力が無いのもダメでしょう。
先ほどの、遠慮がちで臆病な子供はまさにサッカーでの居場所(ポジション)は一応ある、もしくは与えられるものの、自らのスタイルを確立できていない。
確立する努力をしていない子供なんだと思います。
ディフェンスって難しいよね
ディフェンスって難しいですよね。相手チームにもよりますが、攻撃参加してくる子供は足が足が速かったり、サッカーの技術が高い子供が多いのでどうしてもディフェンスにある程度、身体能力が高い子供が必要なんです。
でも、ディフェンスが出来ない子供はまず周りが見えていない。ボールしか見てない。声が出ない。フォローが出来ないという本来攻撃でも必要なことが出来ないんですよね。
そして最大の問題は、体でボールを取りに行かずに足だけでボールを取ろうとするとすぐに抜かれてしまう&ゴロのボール以外に対応できないと超ピンチになってしまう。
サッカーの基本的な技術がないとディフェンスは出来ないし任せられないんです。
オフェンスを勘違いしてませんか?
サッカーをよく知る子供は試合中に攻撃・防御どちらもやります。
自分の子供が点を取ってほしい気持ちはよーくわかりますが、あなたの子供が攻撃参加してるそれはオフェンスですか?
こぼれ球をひたすら待ってたまたま自分のところに来たボールを、ひたすらドリブルしてませんか?
たまたま点が取れたとしてもこれだけだとオフェンスとは言わないと思いますね
ディフェンスの要であるセンターバックになるには確かな実力が必要なのです!