飛ばないな〜ボールが本当に飛ばない!全然ボールが浮かない!強いシュートが打てない!まぁ小学生くらいだと、キック力は悩み満載です。
あの子はどうしてキッキ力があるんだろう?なんであんなに飛ばせるのか?
やっぱり足の太さというか筋力が足りないのか?と❓マークをたくさんつけたくなるキック力。
持って生まれた物でもあるかもしれません。それでももし何のプレッシャーもなく、ただのシュート練習やロングキックであればそのうち蹴れるようにはなってくるもんです。
小学生くらい特に3年生から4年生くらいになってくると、蹴れる子供は結構蹴れますし、蹴れない子供は相変わらず全然強いボールが蹴れません。
最大のポイントはインパクト時の足首固定
もはやこれしかないです。とにかく小学生に、うんちゃらかんちゃら説明しても理解不能だと思います。なんなら「インパクト」なんて言葉も使うことは出来ないでしょう。超簡単に説明してあげるのが大切なわけです。
- 蹴る時、足首にグッと力入れて蹴ってみ!
とまぁこんな感じで伝えてみましょう。
足首がグラグラしている感じは見てるとわかる
まず何で蹴れないんだろう?と疑問に持って子供を見てあげるとです。
案外サッカーチームによっては軽くは説明しますが、「そのうち出来るようになるだろう」という理由でそこまで、蹴り方まではしつこく教えませんし、言い方は失礼ですが蹴れない子供をそこまで集中してみてません。
それでもサッカーを知らないパパやママでも、例えばシュート練習の際に見る自分の子供のシュートシーンと、しっかりとボールを蹴れている子供のシュートシーンと見比べるとわかると思います。
ボールと足がバチィーンとぶつかる音や、今回の問題であるボールを蹴る時の足首のグラグラ加減を。
インパクトの時に肩が下がる
何をするにも大切なことがあります。それが姿勢です。シュートを打つ時も、何をする時も、大切なことは、姿勢にあります。
キック力やシュート力がない子供の中には、インパクトの時に肩が下がってしまう。そして蹴り方が、どーも横からスったような感じになっちゃう。
しっかりとした姿勢で蹴ることを心がけることは、キック力を高める為の最低条件になりますね。
体幹の差が出るのは仕方のないことです
小学生の間は(特に3年生位まで)体が出来上がっていない子供と、出来上がっている子供とは大きな差があります。
線が細くよくこける子供もいます。ボールを蹴ること、キック力も然りでして体全体に力が付いてくると自然と蹴れるようにはなります。

安定して蹴るようにするにはリフティングを推奨する
リフィングをやっても強いシュートが蹴れるわけではないです。
それでもリフティングを推奨したいわけは、リフティングも足首がグラグラしてたら出来ないからなんです。
しっかりと足首を固定しリフティングをこなしてください。
本来は身体能力が高くパワーのある子供が、なぜかボールをしっかりと蹴れないのは、蹴り方がわからないとか安易な考え方もありますが、そういう子供は得てしてリフティングも出来ないパターンが多いと僕は思います。
リフティングはボールコントロールなどにも役にたつ万能型の練習メニューです
ボールを蹴ることにもとても重要で、リフティングが出来るようになればキック力もついてきたように感じるはずです。
リフティングから入るのは難易度が高くなる
リフティングは出来る子供は知らないうちに出来ているようになってますが、出来ない子供はいつまで経っても出来ないもんです。
キック力をつけたい!だからリフティングを頑張って!とリフティングから入ると非常に抵抗感を感じる子供たちが多いので、できればシュート練習などで足首固定を意識させた方が効率は良いでしょうね。
遠回りでもリフティングから入るとより一層レベルアップにつながることは間違いないんですけどね。

キック力があることはサッカー選手として武器になる
これも間違いないです。別に小学校のレベルだけではないでしょう。
プロになってもキック力があるということは非常に大切な個人の能力だと思います。
(よく海外のシュートシーンとか見ていると、日本人とのキック力の差がすごくあるように見えますよね)
小学生となればキック力の違いだけで試合の勝ち負けが決まることも決して珍しくはありません。
低学年になるとキック力がないことで、抜け出せないピンチのループを演出してしまうこともキック力のなさから来る現象なんでしょう。
