サッカーはどこまでいっても点の取合い。もっと言えばボールの取り合いなんです。あえて奪い合いと言わないのは子供向けの視点。
そこで最も重要なのはセカンドボールへの寄せや反応になります。
試合を左右することも多々あるセカンドボール。別の視点から見てもセカンドボールへは子供にとって色々な意味があるのでは?と思うのですが。。。
セカンドボールはチャンスボール
セカンドボールは攻撃への大きなチャンスです。互いが、ボールを競い合った結果こぼれてきたサッカーボールをどちらがひろうのか?
この一瞬の出来事が一気に得点チャンスへと導くことも多々あります。

しかしセカンドボールは、そういった類の見方もありますが、実は子供たちにとってサッカーに対する気持ちの強さが現れる瞬間でもあります。
サッカーボールを触りたい一心
セカンドボールは少年サッカーでは何も、敵味方だけの問題ではありません。8人制サッカーである少年サッカーでは、意外と狭い球技場で試合をするのです。
そこで起こるのが、セカンドボールを誰が拾うのか?ということ。
取れるのに譲る君
外から見てたら、どー見ても君がそのセカンドボールを奪い、攻め上がる方がスピード感が出そうなケースでも、ついつい見方が近くにいると、セカンドボールを拾うのを諦める。
「セカンドボールをYuzuru君」がいます。
性格的な部分も大いにあるでしょう。しかしながら、そういった子供でも、よーく考えください、他の事や兄弟での主張は意外とするのです。
それがサッカーになると出来ない。これは自信のなさもありますが、やはりサッカーというスポーツに、それ程執着心が無いということの現れだとは思うのです。
反応は悪くない
そのような子供でもセカンドボールに対する反応が悪いわけではないんです。逆に反応よすぎて、周りが見えて遠慮してしまう。
いやーそこ取れたら、ほんとチャンスなんだけどなーって思うけど、譲る気持ちが先行してします。優しい子供なんでしょうかね。
セカンドボールを拾うには?
これは正直難しいのです。セカンドボールを遠慮して奪わない子供達は、なかなか言っても対応できないケースが多い。
そもそもサッカーで避けては通れないプレーが意外と嫌い・苦手だったりします。
- ヘディング
- 接触プレー
- バウンドしたボールの処理
- キックフェイントが非常に怖い
- 相手のシュートにビビる
このあたりが嫌いだったり苦手な子供は、セカンドボールへの寄せが悪いと思います。というわけで処方箋はこれといって無し!という結果になるのです。
あえていうのであれば、サッカーの試合やテレビ、ゲームなどで感覚を覚えるというのも一つの手ではないでしょうかね。
そしてもう一つ、ひたすら試合・練習を積み重ねる事でしょうかね。

最後に
最悪セカンドボールを拾う必要がないとして、それ以外のプレーでいいとこ見せるしかないのです。この手の子供は案外、パスをジーと待つこともあります。
ボールが来れば何とかなるのかね?
