先に結論から申し上げます。変動金利と固定金利どっちか選ぶのは、あなた自身です。
ちなみに僕は9年目の変動金利です。マイホームを購入する年齢って非常に難しいですね。
購入するタイミング自体が、自分以外のところで左右されるケースが多々あります。まぁ一人暮らして、マイホームを購入される方は目的が投資であったりするので、今回は対象外ですね。
マイホーム購入を40代で迎える
40代でマイホーム購入を決断するのは非常に悩みどころではないでしょうか。
住宅ローンの借入最長期間は35年ローンとなり、仮に40歳でローンを組むとなると、繰上げ返済がなければ、75歳まで返済しないといけなくなります。
35歳以上と40歳ではたいして変わりないのはありますが、やはり最終返済時に70歳以上で迎えるのは結構リスク高いです。
住宅ローンを申し込む際に確認したいこと
大きく分けると3つです。40代以上で住宅ローンを申し込む方は確認していただければ幸いです。あくまで参考として考えてくだいさいね。
お子様の年齢
今回対象がお子様がいらっしゃる想定で書いております。
お子様の年齢がすでに15歳以上、高校生であれば、そもそも家を購入する必要性を考えた方が得策ではないかと思います。
理由としては10年も経たないうちに、お子様は社会人となり家を出て行く可能性もあるからです。
そのような状況で子供の将来の資産や、家に帰ってきた時に賃貸だとみすぼらしい等の見栄は逆に自分の首を絞めることになりかねません。
またそれがお子様に降りかかって重荷になり、全くの逆効果となりうる可能性があるからです。
頭金の用意
まぁお金があり家を購入することも大半をキャッシュで済ませるんのであれば、何も考えずに購入することも出来ます。
とはいえ、そうもいかないのが現実であります。40代を超えた状況で頭金無しで、マンションや戸建てを購入することは、相当無謀な感じがします。
一般的に言われているのは頭金は、住宅購入価格の2割が目安という神話があります。
賃貸時代の家賃と比較してもたいして変わらないなら家買った方がマシだ!
なんてセールス的な言葉もありますが、よく比較される賃貸VS持家にもあるように、賃貸の身軽さを舐めてはいけません。
僕の考えとしてはキリよく区切るのであれば、35歳までが限界のフレーズであり、40歳以上の方がその比較の仕方で自分を納得させているのであれば、将来の危険性は高まると思います。
40歳以上の方の頭金の目安は、住宅価格の半分近くまで捻出し、かつこれからかさむであろう教育費などは別で貯蓄がある状態が望ましいと思います。
それが無理であれば、きっぱりとあきらめた方が賢明なのではとも思います。
転勤の可能性
逆に、転勤の可能性があれば、住宅ローンは覚悟を決め、お子様の現在の環境を守ることも可能ではあります。
賃貸での転勤となれば、家族帯同となるケースが多いです。
仮に、単身赴任で行くとなれば、お勤めの企業によっては、今住んでいる賃貸マンションや借家に対する、住宅補助が出ないケースもあります。
ここで、家を購入しておけば基本的に、持家の住宅補助はキープしたまま単身赴任に出られることになります。
お子様の生活環境を守ることが出来る、持家に対する住宅補助がキープできる。
この二つを死守することを引き換えに、無理してでも持家にする方法も考えることは可能です。
変動金利か固定金利 どちらを選択すべきか
冒頭にも申し上げましたが、結論は変動金利と固定金利を選ぶのはあなた自身となります。
固定金利と言っても、全期間固定から3年固定なんて固定とは言えないくらいの期間の固定金利商品があります。
また変動金利と固定金利をミックスするような商品もありますね。(僕は面倒くさがり&目先の金利に誘われ変動金利にしましたが)
追記:何と三井信託銀行が10年固定で0.35%なんてことになっちゃいましたね。おそらく他行も追随せざるを得ない状況でしょうね。
固定金利の期間を選ぶのが意外と難しい
そう感じるのは僕だけなんでしょうかね。35年の全期間固定はわかるんですが、3年・5年・10年と期間を選べるんですが、いまいちよくわからない。
3年固定・5年固定は意味がわからない
3年間固定にするくらいなら変動金利でもいいんじゃないかと僕は思いますね。
5年固定も同様ですかね。東京オリンピックが来たら金利が上がる何て言われてる方も多少はいると思いますが、5年固定終了後は、東京オリンピック終了して金利が上がっている状態で再度商品を選ぶとこになりますので、正直僕としては何がいいのかわからない商品ではあります。
ただ本当のところは、住宅ローン関係のプロの方達がいらっしゃると思いますので、本当のところを確認してください。
10年固定は悩みどころ
よく変動金利を選ぶときに言われるのがいつ金利が上がるかわからない。
金利が上がった時に変動金利は大変だ!何て言われてますね。
しかも現在の住宅ローン金利は別に銀行の融資担当者じゃなくても低いことくらい一目瞭然です。
そしてこれからこれ以上金利が低下することも難しい。これも住宅ローンでマンションや戸建てを購入される方であれば別に言われなくても知ってる事です。
そして同時に将来何が起こるかわからない事も、みんな知ってます。
そんな中、固定金利の中でも各金融機関様が特に力が入っているように感じる10年固定。ここは悩みます。
期間10年は、住宅ローンを返済している人なら、10年を一つの節目と考えている方も多いのではと思います。
僕自身の住宅ローンの考え方を富士山に例えると
- 10年目までは、自宅から富士山5合目まで車中移動中。ここで繰上げ返済などをして高速道路に乗れる余裕がある方は、うらやましい感じですかね。高速道路に乗れないならひたすら国道を、のんびりとドライブです。
- 11年目から25年目で、ようやく登山開始です。もちろんここでも繰上げ返済をして、自家用ヘリコプターを使用する方がいらっしゃればうらやましい限りです。
- 26年目から33年目、頂上まで登りきり下山開始です。この辺りまでくればひょっとしたら、どこでもドアをゲットしている方もいらっしゃるのではないかと。そうすれば一気に自宅まで帰宅終了ーです。
- 34年目から35年目 帰り道。コメント不要です。
とりあえず10年間は固定金利で進め、その時の状況に応じて10年目以降を検討する何てこともありえます。
それでも僕は変動金利にしましたけどね。
固定金利の期間終了後、どーなるの?
これが僕にとっては一番きになるところですね。特に40代からの住宅ローンであれば、10年固定だと、10年後は50歳です。
その際、自分がどういう状況下に置かれているかなんて、金利状況同様わかりません。
僕の周りの人たちは10年固定終了後は、別の金融機関に借り換えをしている方が殆どです。(再度その金融機関で10年固定ですね)そうすることで低金利を維持しているのではないかと思っております。
最後に
まとまりがなくなってきましたので締めます。変動金利と固定金利ですが、結局はどっちが得でどっちが損何て考えるから悩むんじゃないかと思いますし、それが知りたいからたくさんこの手の記事があるんでしょうね。
一番安心なのは全期間固定の35年ローンです。金利だけで考えるのであれば間違いないです。
不測の事態が起こっても金利の変動の恐れはないですし、現在の超低金利を最大限利用できるのもメリットはあります。
デメリットという表現が正しいのかはわかりませんが、目先の返済額が他の金利商品に比べると高いということが、僕のような毎月の返済額を少しでも少なくしたい人たちに対するデメリットじゃないですかね。