新築分譲マンションのモデルルームって見学した人はわかるんですが、本当に素敵なんです。
僕なんか既にマンションに住んでるのに近所に新築分譲マンションが建つ際にできるモデルルームを見に行きます。
(完全冷やかしですが。。)
モデルルームに見学に行くと五感の全てが働きます。「視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚」が堪能できる。
よく新築分譲マンションの見学のポイントや失敗しない方法なんかを色々調べてから、見学に臨む方も多いと思います。
でも始めっから疑うわけじゃないけど構えて行ったら、せっかくの非現実的とも言える素敵なマンションのモデルルームを堪能できないんじゃないかと思うのです。
モデルルーム見学を予約しよう!
いきなり飛び込みで行けるモデルルームも無いとはいえませんが、基本的には予約制になっているはずです。
人によってはこの時点で尻込みしたり、構えたりする人もいるとは思います。
しかしマンション購入を検討されているのであれば避けては通れない、マンション購入コースの第一弾です。
平日に見学に行ければベストなんでしょうが、現実的には難しいです。
大切な土日などを使う必要はありますがいざ購入するとなれば数千万の大金を住宅ローン借入で補う必要がありますので、じっくり行った方が良いです。
モデルルームの3大ラッシュ時期
モデルルーム巡りは、3大ラッシュのタイミングがある。効率的にたくさんの物件を続けて見るならこの時期を見逃すのは勿体無い。
第1のラッシュはゴールデンウィーク
まとまった休みが取れる上に、晴れて過ごしやすい日が多いので、モデルルームもこの時期に照準を合わせてオープンするところが多い。
第2のラッシュは秋
オープン時期も長い。バラバラの連休のたびにオープンして、11月頃には見学可能なモデルルームが目白押しとなる。
第3のラッシュは新春
完成間近の物件なら、2月から3月の転居シーズンにも間に合う。特に2月から3月は、転居の時期でもある。引っ越しはを考えさせる時期になるのだろう。
1つのモデルルームの見学だけで終わるのではなく、とにかく気になるマンションは出来るだけ見学参加した方が良いでしょう。
実際どこが良いのかはその後、家に帰ってからゆっくりと比較して考える時間は十分にあります。
たくさんの情報を仕入れこれから末長く暮らすことを考えながら、満足がいくマンションを選ぶ要素を知識として蓄えましょう。
知識が増えれば何が大切で、何が必要かを見極めることが出来ると思うので
モデルルーム入口に入るといきなり嗅覚が働く
大げさではなくモデルルーム入口に入った瞬間、不思議なくらいいい匂いがします。お菓子の匂いとかではなく、何となく落ち着く。。
そして少しだけ背伸びしたような感じがするあの匂いは一体何なんでしょうかね?
視覚に関しても多少は刺激されますが、ここはあえて控えめです。
実際のお部屋に案内した時にMAXとなる設定です。
受付済ますと、まず飲み物が出される 味覚を少し刺激
ジュースからコーヒー、お茶など一般的なドリンクを用意しており、まずはゆっくりしてもらう。ここで多少の味覚を刺激していきます。
と言っても実際のところモデルルームに見学している立場からすれば、そわそわした感じなんですけどね。慣れてくるとそうでもないですが。
素敵なモデルルームを堪能する
担当者に案内してもらい、実際のモデルルーム見学に入ります。
部屋の数は実際の新築分譲マンションのタイプ個数によって、モデルルームの数も増えるのが通例です。
いざ目にすると、とにかくお洒落で素敵!そしてあえてモダンな感じを装い、大人な感じを演出している。
リビングは異常に広く感じ、備え付けられている家具もすごくいい感じ。
モデルルームはマンション購入後の家具の配置などをイメージするのに、ほんの少しだけ参考になります。
重要:すぐ売れるかも?なんて焦って自分に見合わない高価なマンションを契約するのは危険
理想と現実
ここでしっかり自分を見据えないとダメです。モデルルームは、普通のご家庭が普通に暮らすための部屋にはなってません。
しかも家具やソファーは超高価なものが置いてあります。(ソファーは数百万クラス)子供部屋や寝室もすごく広く感じるのですが、実際そうではないです。
実はモデルルームに置いてあるベッドなどは通常購入するベッドより少しだけ小さいのです。
リビングに関しても、本来2部屋あるところを1部屋にしてリビングを広くしている。
これを実際にやろうとすれば、マンションを建てる前の段階で契約し、間取りなどを決め変更する必要があります。
実際住むとなればどうなんでしょう?
リビングが広いのは開放感もありよく感じます。しかし家族が増え、子供が大きくなるにつれて部屋という大小関係なく区切りがあるということが非常に役に立ちます。
またパパの書斎的なスペースなんかも実際のところ本当に必要か?を考えるべきです。

ポイントは押さえておこう
モデルルームに酔いしれて、自分が少しだけお金持ちになった気分。。
それでも実際マンションを購入するのであれば、対象マンションがどうなのか?必ず押さえておく必要があります。
何はともあれマンション価格が第一のポイントであることは否定できないです。
モデルルーム見学後に、担当者とマンションのタイプ別の価格を提示されます。
(ちなみに全ての個数が対象ではなく、販売されている個数や階数のみが対象です。よく第1期販売開始とか第2期販売開始というのはこれを指します。)
いくら気に入ったマンションでも、自分の年収など分相応にならないのであれば購入は控えた方が良いでしょう。
しかし、担当者は色々と景気の良い話をしてきます。
- 低金利
- 賃貸に出せる
- 周辺相場感
とまぁ色々間違いのないことではあるのですが、間違いになるケースも出てきます。
この辺は担当者の言葉を知識として蓄えながら、自分自身にあてはめた時にどうなるのかをしっかりと検討する必要があります。

これも重要です。住宅ローンは完済すれば終了ですが、維持費はマンションに住み続ける限り必要な経費であります。
ここでのポイントは、あなたが選ぶマンションの共用部分がどの程度の規模なのか?
- キッズルーム
- コミュニティルーム
- ゲストルーム
- マンション内の広いスペース
その他にもありますが、これを維持するために必要である維持費をマンション住人全員が負担するわけですが、大型マンションになると共用部分の数が人によっては不必要だと感じる。
でもあまりに殺風景だとつまらない。。
ここをどの程度まで許容するのか?ご自身の判断になるでしょう。

これも非常に重要なポイントです。昨今マンションの杭問題なんかもありましたし、過去を遡れば、欠陥マンションなんかも多々問題になってます。
そして、構造の中で身近なポイントといえば、「床と天井」の厚さです。
マンション住人同士の中でも、結構多いとされる「うるさい足音という騒音」を可能な限り防ぐためにはこの床と天井がポイントですから。
『二重床・二重天井』または『直床・直天井』がありますが、当然前者の方が、騒音などの問題を防ぐことができます。
しかし、構造的に頑張れば頑張るほど、マンション価格に影響があることをお忘れなく

満足度が違うぞ!お風呂の広さ
マンション取得の喜びは、実は広々とした湯船で体を伸ばした時に、実感が深まるのだ。せっかく何千万も出した、マイホームで、体を縮めて入るお風呂はとても満足感が湧く。
リビングの広さなどにばかり目を奪われず、お風呂の広さもしっかりと確認したい。
とはいえモデルルームでバスタブに座って確認するには結構勇気がいる。そんな時はモデルルームでもらえる間取り図でチェックする。
お風呂に書かれている4桁の数字が鍵となる。詳しくはこちらを見て欲しい。
浴槽の1418と1620でマンションの快適感と満足感が変わる
最後に
冒頭にも記載しました、マンション見学は実際あなたがマンションを購入するための第一歩です。
ここで別に構える必要もなく、マンション購入という人生の一大イベントを十分に堪能してからシビアに考えても遅くはないでしょう。
